個人情報取扱事業者
個人情報保護法は、業者を規制する法律だと言いましたが、この業者とは、個人情報取扱事業者といいます。個人情報を持っている業者はすべて当てはまるか、というと、そうではなくて、過去6ヶ月間、5000件以上の個人情報を持っている事業者、と定義しています。さらに、その情報を検索できる形、つまりデータベース化している、という要件があります。データベース化は紙でもCD-ROMでも形は問いません。
となると、たとえば、町内会の名簿、趣味の会の名簿、クラス名簿などは、この個人情報保護法の規制は受けないでしょう。でも、悪用されないように、部外者にもらさない、などの注意は必要ですね。
でも、必要以上に神経質にならなくてもいいと思います。住民票は、だれでも閲覧できますし、個人情報を他人に知らせずに、社会生活を送ることは不可能です。