子どもの専門病院でみてもらってからのお話。

最初は神経内科で診察、

また先生たちの前をこどもが歩く…。

うっーん。

ビザとか、小さなハンマーみたいなので軽くコンコンして足の神経を診る…。

首から上、MRIとりましょう…。


はい。

こども前回ですでにトラウマです…。

こどもの専門だからなにか対策あるのかなー。

基本的に月齢が低い子は眠剤で眠らせて行い、小3なら

そのままいきまーすって。

どうしても閉所とか障害がある子は眠剤いくんですが、いけるかな?

ヘッドホンでyoutubeや好きな曲流せますよ!


その時からこどもは

魔入りました入間くんの大ファン!

だから、テーマ曲を流してもらうことにしました。

それでも、トラウマなんだから半べそです。

主人が中に付き添う事に

ずっとお父さんが隣にいて手を繋ぐから頑張ろう!

納得して我慢して、こどもは検査を受けました悲しい悲しい

良く頑張りました…。


そして数時間まち、

先生に呼ばれました…

あのー、画像を診たんですが、

神経内科ではなく、脳神経外科での治療となります。


えっ、治療?

脳神経外科?

子どもの体に何がおこってるの?


脳神経外科の先生が登場…。

画像を診まして

お子さんの頭に5センチほどの腫瘍が見られました

今の段階では良性なのか、悪性なのか判断はできません。

どちらにせよ、今後治療が必要です。


その日は私の誕生日だった…

そんなことも数日たち

子どもの病院での書類を書く時に…あっ、私誕生日来たんだ歳かき間違えたことに気づく。


その日4日後から詳しい検査が始まった…。

とんでもないことになった…と思いで何も手につかずこれから起こる事にただただ恐ろしい気持ちだけだった。


MRIで造影剤入れながら再度検査

腫瘍発見から10日でこどもは入院になりました。

まずは

腫瘍がどんなものかわからないと治療方針もできないとのことで、

すぐに、

生体検査手術になりました。

頭蓋骨を外し、腫瘍の一部をとってまた閉じる…。


こどもは入院も手術も初めてで

不安で仕方なかったと思います。


こちらの病院は付き添いはなく面会のみ、その時はコロナが出始めで病院も厳重警戒…

泣く子どもを置いて帰るのは胸が張り裂けそうだった…。

子どもは4人部屋、声を押し殺して泣く子どもに夫婦で抱きしめるしかなかった。

ごめんね、ごめんね。


手術当日、子どもは何も話しませんでした。

その間にも手術室の看護師さんや麻酔科医、脳神経外科の先生が問診や説明にくる…でも、みんなさん優しく寄り添ってくれる。


歩いて手術室へ、点滴を押しながら歩く子どもの背中を見送る…

大丈夫だよ!お母さんたちここで待ってるね。寝て起きたら終わってるよ!!

笑顔で見送った…



数時間して子どもは頭に包帯ぐるぐる巻きで酸素マスクをしてベッドで出てきた…

忘れられない…

辛いよ

子どものあんな姿みるのは…

良性でありますように…

ずっと祈ってた、祈ってる。


そして中央診断の結果待ち…。


それまで退院になった…。

子どもは四年生の春になっていた。



結果を聞きに夫婦で診察が終わった外来の静まりかえる病院にいく…


脳神経外科の先生…

言葉を選んで話してくれてるのがわかる…

診察室には

私達家族を支援する看護師さんもたちあっていた…こんなに沢山の人…あっ、きっと悪性だったんだ。


先生からは

こどもは胎児性腫瘍

中枢神経神経芽腫という病名が告げられる…。

悪性脳腫瘍…。


今後は血液腫瘍科も介入して治療に入りますと…。


告知をうけ、夫婦で涙を流しながら話をきいた、怖くて質問は出来なかった。

外来の外の待合のイスで二人で座り…

涙をこらえることなく二人で泣いた…うちに帰って泣けないのわかってたから。

じいじ、ばあばに子どもたち見ててもらいきたから、

私達は平気な顔で帰らなければ…

だからなかなかイスから立てなかった。

どんな顔して帰ればいいの。


なんで我が子がこんな事になるの…。



次は本格的に摘出する手術、治療の話を…。