2月15日版|読者さま募集&スカッと体験談紹介

当ブログでは、主婦や働く女性の皆さまから届いた“日常の中で胸が軽くなった瞬間”を募集し、ご紹介しています。

言えなかった一言。我慢してきた違和感。そして、勇気を出して変えた小さな一歩。

今回も、共感必至の体験談が届きました。


■本日のご紹介体験談

投稿してくださったのは、54歳・フルタイム勤務のTさん。タイトルは――

「“ベテランなんだから”を跳ね返した日」

Tさんは勤続20年の事務職。職場では“何でも知っている人”という立場です。

新しいシステムが入れば説明役。新人が入れば教育係。トラブルが起きれば最初に呼ばれる。

でも役職は変わらず、手当てもなし。周囲の口癖は決まっていました。

「Tさんはベテランなんだから大丈夫ですよね」

その言葉が、ずっと引っかかっていたそうです。信頼ではなく、“押し付け”に聞こえてしまう。

ある日、大量のデータ修正が発生しました。本来はチーム全体で分担する量。けれど自然とTさんの机に積まれていく書類。

「お願いできます?ベテランなんで」

その瞬間、Tさんはペンを置きました。そして静かに言いました。

「ベテランなので、分担の提案をしますね」

会議室にホワイトボードを出し、業務を細かく分け、それぞれの担当を書き出しました。

「私はこの部分を担当します。他は皆さんでお願いします」

空気は一瞬止まりましたが、誰も反論できなかったそうです。

それまでTさんが黙って引き受けていたから、“できる人に任せる”が当たり前になっていただけ。

その日を境に、仕事は明確に分担されるようになりました。

さらに驚いたのは、若手社員の一言。

「言ってくれてありがとうございます。僕たちも、ちゃんとやります」

Tさんはそのとき初めて、“抱え込むことが優しさではない”と気づいたそうです。

家でも同じでした。親の介護の連絡や手続きは、いつもTさん任せ。兄弟は「頼りにしてる」と言うだけ。

ある日、家族のグループ連絡に書き込みました。

「今後は役割を決めましょう。私は月一回の通院付き添いを担当します。他は分担で」

すると不思議なことに、誰も文句は言わず、自然と役割が決まりました。

Tさんは最後にこう綴ってくださいました。

「強くなったわけではありません。ただ、自分を便利に使わせないと決めただけです。それだけで、こんなに楽になるなんて思いませんでした」


■あなたの体験も募集しています

・職場で言ってスカッとした一言 ・家族との関係が変わった瞬間 ・長年の“当たり前”を手放した出来事

特別なドラマでなくて構いません。あなたのリアルな声をお待ちしています。

次回も読者さまの体験談をご紹介します。