2月20日版|読者さま募集&スカッと体験談紹介
当ブログでは、主婦や働く女性の皆さまから届いた“日常のモヤモヤが晴れた瞬間”を募集し、ご紹介しています。
家の中での立場、職場での空気、親戚との距離感。長年「仕方ない」と思ってきたことを、ほんの少し変えた日の物語をお届けします。
■本日のご紹介体験談
今回の投稿は、51歳・会社員のEさんから。タイトルは――
「“お姉ちゃんなんだから”を終わらせた日」
Eさんは三人きょうだいの長女。子どもの頃から言われ続けてきた言葉がありました。
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」「下の子に譲ってあげて」
大人になっても、その構図は変わらなかったそうです。
親の用事、実家の手続き、親戚付き合い。自然とEさんが中心になって動く。弟や妹は「頼りにしてるよ」と言うだけ。
ある日、母の通院付き添いの日程調整で兄弟の連絡グループが動きました。
「お姉ちゃん、お願いできる?」
いつもの流れ。指が、いつものように「わかった」と打ちかけたそのとき、Eさんは止まりました。
そして、こう送ったそうです。
「今回は難しいです。三人で分担しませんか?」
数分間、既読がついたまま沈黙。胸がどきどきしたそうです。
やがて弟から返信。「じゃあ今回は俺が行くよ」
妹からも、「次は私が行ける日あるよ」
それだけでした。揉めることもなく、責められることもなく。
“私が言わなかっただけなんだ”
その事実に、Eさんは少し笑ってしまったそうです。
職場でも似た出来事がありました。若手社員がミスをしたとき、なぜかフォローはいつもEさん。
上司に言われました。「まとめ役だから頼むね」
Eさんは落ち着いて答えました。
「フォローはしますが、本人にも説明の機会を与えてください」
結果、その若手社員は自分で状況説明をし、責任を持って改善案を出しました。
Eさんは気づいたそうです。
“背負うこと”と“支えること”は違う。
長女だから。ベテランだから。年上だから。
そんな理由で抱え込むのをやめた日、肩の力がすっと抜けたといいます。
Eさんは最後にこう綴ってくださいました。
「優しさは、自己犠牲ではないと知りました。分け合うことは、冷たさではありませんでした。もっと早く言えばよかった。でも、今日が一番若い日ですよね」
■体験談を募集しています
・家族内の役割を見直せた瞬間 ・職場で抱え込みをやめた出来事 ・長年の思い込みを手放した日
あなたの一歩が、誰かの勇気になります。次回も読者さまの体験談をご紹介します。