ゆきこ先生です音譜

 

 いつの間にか12月。

今年ももうすぐ終わってしまうのですね。

 

私の教室も、毎年恒例の発表会が迫っています。

今は追い込みでレッスンで、

ついつい私も熱が入り、

生徒さんはついて来るのが大変かも・・・あせる

でも、頑張って欲しいです!!

 

いつも、私はレッスンが終わると、

クタクタになってしまいます。

 

何故なら

レッスン中、私の脳はフル回転ビックリマーク

集中力全開だから。

 

 

ピアノの生徒さんのレッスンでは、

 

このフレーズの指が転ぶのは、何が原因か・・・

 

生徒さんが弾く音を聴いたり、

手や指、姿勢のチェックをしながら

原因を考え、脳みそをクルクルと回転させて、改善法を考えます。

その原因は人それぞれ・・・

 

その他、

どうして、ここをこのような音質で弾いてしまうのか・・

何故、この間が上手く感じられないのか・・・

これを言葉で説明するには、どんな言葉をチョイスしたら良いのか・・・

etc.

 

 

また

声楽の生徒さん

 

う~ん、苦しそう。

何でこんなに声が詰まるのか・・

 

顎や舌に力が入っていたり

身体が固まっていたり

全身がきちんと繋がっていなかったり・・・

これも人それぞれだし、

同じ人でも、その日によっても、そのフレーズによっても

それぞれ・・

 

それぞれの場で、

一言アドヴァイスすると

す~っと楽に声が出ます。

 

練習するという時、

ただ闇雲に練習するのではなく

何故上手くいかないのかという原因を考える事が大切です。

 

また、上手くいかない時は、思い切って練習をやめてしまいましょう。

声楽は、身体が楽器ですから

どこかに気持ちが集中しすぎると、大体やり過ぎになり、身体が固まっていく事が多いのです。

なので、一度身体も気持ちもリセットしてから

楽な気持ちで歌ってみると、意外に上手くいったりします。

 

 

それから、一番大切な事。

演奏するという事は

「音楽する」という事を忘れないで欲しいのです。

 

ピアノにしろ声楽にしろ

まず音楽があるという事。

 

演奏するという事は

そこに何を表現するかという事です。

 

私はどのように感じ

それをどう表現したいのか・・・

 

歌であれば、

歌詞があります。

その歌詞を何度も何度も読んで、

この詩は何を言いたいのかを

まず、感じて欲しいです。

 

響きがどうの

支えがどうの・・・というところばかりに気持ちが行ってしまうと

音楽、表現・・・という事がどこかに行ってしまい

決して自分と向き合う事も出来なくなってしまうし、

身体が固まって、

返って歌い難いくなってしまいます。

 

まず音楽を、詩の内容を感じる・・・それが全ての原点だと思います。

本当に体がそれを感じると

いつの間にか歌えてしまう・・・これが音楽の、そして、自然に備わった身体の力なのだと思います。

 

脱力など体を解放する・・・構えない・・・など

しつこい程毎回レッスンの中でやっています。

 

本番では

歌の内容に気持ちを集中させて、あとは体にまかせて歌いましょう♪

 

また、

ピアノも同じです。

この曲は、何を、どんな雰囲気を伝えたいのか・・・

自分はどう感じ、どう弾きたいのか

どんな音で・・・

いつもいつも自分の心に聴きながら

その音を求めて、その表現を求めて

それが表現できる様に目指して練習して下さい。

 

それが練習です。

ただ指が早く動くように・・・とか

ただスラスラ弾けるように・・・

これは音楽を表現してはいません。

 

音楽は

その作曲者の思いが詰まっています。

それを自分がどう感じて表現するのか・・

それが演奏をするという意味だと私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきこ先生です音譜

 

 今日はとても涼しくて、外の空気はひんやり。

昨日は赤とんぼが数匹、我が家の前を飛んでいました。

 

この夏は、集中豪雨、台風、地震・・本当に大災害が多く、

日本という国にとって辛い夏となりました。

被災された多くの方達が、色々な面で、

少しでも早く回復なさいますよう、祈るばかりです。

 

 

さて、

生徒さんのレッスンをしている時、

曲のイメージや、その雰囲気などを具体化させるため、

 

「この曲(または、この部分)は、何色に感じるかしら?」

 

と聞く事があります。

 

すると

「茶色」 「水色」 「紫」・・・などと、

色々な返事が返って来ます。

 

その返事が、

私にとって思いがけない色だったりして、

驚く事があります。

その感覚は私には無いな・・という事も。

 

でも、人それぞれ・・・

そう感じるのですから、それは大切な事です。

 

それは年齢にも関係するのかな?

などと思ったりもしたのですが、

 

自分の子供時代を思い出した時、

現在「橙色」に感じる、ある曲は、

子供の時も

「あ~、ここは、暖炉の火が優しく燃えているような感じ」

と思っていましたし、

その柔らかな暖かさを感じるのも、あれから50年以上も経っているのに

変らないので、

年齢というのも、余り関係ないのかもしれません。

 

まだ20歳そこそこの頃

「ここは、薄い薄い氷が、静寂の中でシャリーンと割れるようなイメージの音」

と感じていた、ショパンのバラード3番のある部分を弾くと、

今でも変わらず、同じようなイメージが浮かんで来るのです。

 

また、ある時

私にとって、その橙色のイメージの曲を

私の音楽家の友人に聞いてみたところ、

即座に

「水色」という答え。

 

おお~っ、これまた全く違うイメージなのです。

 

だから、同じ曲でも

演奏する人によって、違いが出てくるのは当然ですね。

本当に面白いし、不思議だな・・と思います。

 

 

また、ある時

ある絵画を見た時の事。

 

リビングの奥の部屋で、

こちらに背中を向けて ピアノに向かって弾いているご婦人の絵。

顔もどんな表情で弾いているのかも、何も分からない。

全体の色も明るくない色彩で描かれていました。

 

私はその絵を見た瞬間、

ピアノの音が聴こえてくるような気がしたのです。

少し物悲しいような・・・

そのご婦人の心の奥にある、隠された寂しさや怒りなどを載せた

物悲しいピアノの音色が。

その寂しい音色だけが、この部屋に流れていると。

 

ところが、解説によると

演奏者もこちらに背中を向け、ピアノがあるのに音が聴こえてこない・・との事でした。

 

ご婦人の心の思いを、私はピアノの音色で感じ

解説者の方は、無音という中に、その思いを感じたのかもしれません。

 

これも、

観る人によって、

その世界から、全く違うものが見えたり聴こえたりするという

絵画の世界の広がりを感じさせてくれました。

 

その人それぞれの感性、感覚。

 

その感性によって、想像力はどんどん膨らみ

世界が広がります。

 

人間には、この素晴らしい感覚というものが備わっていますし、

これは、日々磨いていれば

きっと、まだ知らない、もっともっと美しい世界に出会えるのではないかと思いますビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきこ先生です音譜

 

 昨日は台風の影響で

余りに風が強く、時折大雨も降るので

来られなかった数名の生徒さんのレッスンは、

本日と明日に振替えになりました。

 

 

それにしても、近年は災害が多く

地球はどうなってしまうのでしょう。

 

温暖化の影響が大きいのでしょうか。

それは人類の努力で、少しでも良い環境を取り戻す努力は大切ですが、

その上で、

もしかしたら

もっと大きな自然の力が働いていて

地球や宇宙のバイオリズムで、

こういう時期なのかもしれないとも思います。

そう、地球の歴史の流れという気もするのです。

 

 

さて、

私の教室には、現在声楽の生徒さんが沢山いらっしゃるのですが、

レッスンしている中で

アドヴァイスの言葉の選び方が、とても大切だなと感じます。

 

「お腹を使って」 「腰を意識して」

 

これらは、声楽の先生がしょっちゅう使う言葉ですが、

この「使って」という言葉が、意外とくせ者なのです。

 

多くの生徒さんが

「使う」という言葉で、お腹をギュッと固めてしまうため

体の他の筋肉も固まり、返って歌い難くなっていく例がとても多い。

 

はっきり言って

使うという程使わないし、

使うというより、

「筋肉が必要なだけ働いている」という感じでしょうか。

 

 

私がとても大切にしている事

それは、

自分の身体の感覚 です。

 

人間、1人1人身体の筋肉の付き方も、柔らかさも、

身体の癖も

そして感じ方も

みんな違うのです。

10人10色

 

人間は本来、赤ちゃんが大きな声で泣くというように

身体全体を響かせて声を出せるという機能が備わっていますから、

その本来持っている身体の機能を

十分生かす事が出来るように

身体を緩めて解放してげると、

自然にその人の持つ、本来の素敵な声が出てくるのです。

 

発声法という、ある1つの決められた絶対的な物があるのではなく

その人それぞれのやり方

感じ方があるのだと感じるようになりました。

 

ただ、

それは自然で有る事

無理な力や圧力がかからない事

歌っていて伸びやかで気持ちよいという事

 

これを求めていくと

きっと、その人にとって

一番良い声が出るし、

素敵な歌が歌えるのではないかと思います。

 

実際、レッスンで

身体を解放出来ると

生徒さん達は、本当に楽々と伸びやかな声が出るので

ご自身でも驚いていらっしゃいます。

 

そう、身体が無理の無い良い状態にある時、

声は自然に綺麗に体に響いて発声されるのです。

 

私達、声楽教師は

その人が自然で楽な発声が出来るように

その発声された声の他、

立っている姿や表情を常にチェックしながら

手助けをしていくというのが

その役目だなと思います。

 

年齢だけでなく

毎日、また時間によっても身体は刻々と変化していく訳ですから

いつも

自分の身体の状態、感覚と対話していく事が大切だと思います。

 

 

私が習った先生の中の1人の先生が

身体の声を聞いて

身体に任せて・・・・と

口癖のように仰っていましたが、

現在の私は、

その意味が実感として感じられ、良く分かるようになりました。

 

まだまだ身体や発声については、

色々な方向からの研究があるので

それを勉強していく事が本メモ

とても楽しみです音譜