あっという間に渡米から半年が経ちました
本当に本当にあっという間
今日はアメリカ生活6ヶ月目の娘の様子などを記録しようと思います
アメリカのプリスクールは色々複雑で、詳しくブログに書こうと思いつつ、上手くまとめられない気がして先延ばしになっているのですが、我が家はニューヨークの普通の私立プリスクールに通っています
娘は4歳児クラス(preK)で、学年&クラスに他の日本人はいません。
渡米の1ヶ月後から行き始め、2週間行ったところでオミクロンが流行
クラスの子が罹って学級閉鎖中に我が家も全員感染で3週間以上お休みしたので、現在通算で4ヶ月位通った所です
日本でも幼稚園に通っていたので幼稚園の楽しさは知っている娘。
こちらのプリスクールも初日から「楽しかった」と言ってはくれたのですが、初め3ヶ月はスクールに着いた途端ママにしがみついて号泣でした
それでもなんとか預けて、お迎えに行くと「楽しかった、明日も行く〜」と言うので、ママとバイバイするのが嫌なだけかな
とは思いましたが、毎朝泣かれるのは辛かったです
娘のプリスクールはほぼ毎日その日にやった事とその時の写真をアプリを通して共有してくれます
写真を見るとクラスの雰囲気や子供達の顔が分かるのでこのシステムはとても有難いです
(アメリカのプリスクールは大体みんな同じ様にやってるみたいです)
お友達と早く仲良くなって欲しくて、送られてきた写真からクラスメイトの全員の顔写真を集めて印刷し、そこに名前を書いて娘と二人で一生懸命覚えました
それでも・・・
ただでさえシャイな娘は、もう出来上がっているグループの中に入っていく事が出来ず、ただただ周りを観察すると言う日が続いていました
一応日本でもDWEをやったり、インターのプリスクールにも週何日か通っていたので、英語に慣れるのも早いかななんて期待していたのですが、全然そんなことはなく・・・
(過去ブログ見てない方に説明すると、娘は日本で幼稚園入園前の約1年インターナショナルプリスクールに週2-3日/6時間通っていました。その後日本語の幼稚園に入り、渡米まで同じインターの放課後クラスに週2日/2時間行っていました。)
通い始めて1ヶ月ちょっとの時に「先生の言ってることはわかる」と聞いたらキレ気味に「そんなの全然わかんないよ
」と言われてしまいました
先生の言ってることもわからない、お友達とも遊べない・・・
それなのに毎日プリスクールで長時間過ごしている娘が可哀想で涙が出そうでした
そうこうして3ヶ月近く経ったある日、ついに娘が「今日D君と遊んだ〜」と帰って来ました
どう言うきっかけだったのかはわからないのですが、その日を境にD君とよく遊ぶ様になった様です。
まるで図書館デートでビックリしたスクールでのD君と娘(最近のものです)

そしてそれから1週間くらいして今度は「Aちゃんと遊んだ」と報告があり、そこからはAちゃんとD君と(のみ)よく遊んでいます
お友達と遊べる様になったのは嬉しい限り
すごく安心しました
ただ・・・
娘、そのお友達とも一切話してないと言っています
もしやスーパーシャイガールな娘はスクールで一切声を発していない
と心配になり、先生にお聞きした所、先生が「リピートして」と言えばすごく小さい声でリピートしたりするのだけど、その他はほぼ話さないそうです
朝「Good morning!」と言ったり、帰りに「バイバイ!」すら言えてないと・・・
正直これを聞いて
マジかー・・・
そこまで??
とショックを受けました
でも日本のインターでも初め7か月そんな感じだったので、これが我が娘の標準なんでしょう・・・
今は楽しく通えていればそれで良いと思う事にしました
このブログを書きながら娘に再度「先生の言ってる事少しはわかる様になった?」と聞いたら「うん」と言っているので、ゆっくり娘のペースで英語生活に溶け込んできてはいるみたいです
あと、まだまだ英語を話す事に自信がない&恥ずかしい娘ですが、ごくたまーに大好きなごっこ遊びをしている時に不意に英語が出ている事はあります。
と言っても今まで「Everybody, clean up!」「◯◯, lie down」「This book is ◯◯‘s」の3つだけ多分先生の真似です
あと私的にこれは凄い進歩だなと思うのは英単語の音から綴りを想像したりもする様になったこと
StopはスだからSでしょ?あとTとP?みたいな感じ。
プリスクールでフォニックスはやっていないのですがsight wordはやっていて、その時に音節ごとに区切って手を打ったりしている様なのでそのお陰
人と英語で話すのは苦手だけど、確実に英語は身についているんだなーと実感&安心します
たまに「現地校に通い出して3ヶ月で英語ペラペラ話し出した」とか「半年で家でも日本語より英語になってきた」なんて投稿も見かけますが、うちはそうではなかった
でもスクールは楽しんでるそれで十分です
とは言え、娘がお友達と会話する機会が全くないと言う状況が心配だったので、4月から日本人学校の週末補習校と日本人の先生の習い事(生徒も大半が日本人)に通い始めました
こう言うのがあるのがニューヨークはありがたい
補習校では季節の歌を歌ったり、折り紙で何か作ったり、日本の幼稚園で経験出来たであろう事を週1ではありますが体験できます。
シャイな娘は結局まだ自分からは話しかけられないのですが、時々積極的なお友達から日本語で話しかけられると嬉しそうに答えたりしているので、そう言う姿が見れて嬉しいです
他に、友達の紹介で日本人の同じ歳のお友達もできたので、たまに日本語で一緒に遊ぶ時間も作っています。(住んでいる場所が離れているので頻繁には会えない)
この先どうなるかわかりませんが、なんとか英語と日本語のバランスを上手く取っていきたいです
ちなみに・・・
我が家は、娘が英語を話せたら嬉しいけど、別にネイティブレベルじゃなくてもコミュニケーションが取れて、今後日本の学校に進んだ時に英語の勉強に時間を割かなくて良い程度に身に付けてくれれば良いなって言う考え方です。
海外の大学に進学させたいとかは思っていなくて、寧ろできれば日本の“良い学校“に進んで欲しい(偏差値だけの意味ではなく。)
海外で英語と日本語が話せる日本人として生きるより、日本でそれなりの英語と日本人としての一般常識を備えて生きていく方が色々有利&楽なんじゃないかと思っています。今の所。
その為、英語にばかり力を入れて日本語や日本式教育が疎かになってしまう事を恐れています
今回の駐在は2-3年とそんなに長く無い予定なので、挽回はきくと思うのですが、やっぱりね・・・
色々心配にはなりますよ
という事でまた長くなりましたが、渡米6ヶ月経った娘のお話でした
もし最後までお読み頂いた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます


