退路を断って掴んだものは
破滅への序章でした


周囲の賛美の裏には見えぬ
憂う表情と苦悶の表情


徐々に消えゆく自身の灯火に
徐々に増えゆく自身の痛みに


悲しみ
悩み
苦しむ
もはや笑顔など忘れた


人生への悔いと
感謝の思いを抱き
今眠りに就こうとする


我が破滅への美学
誰にも気づかれぬよう
内に秘めて今日も生きる