こんにちは
なかなか気持ちの整理がつかず、ブログを読んだり書いたりする気持ちになれずでした

先週、前回の搔爬の結果を聞きに大学病院を受診しました

前日の夜は緊張と不安からか全然眠れずに朝を迎えました
明け方からウトウトしてしまい、起きるのが辛かったです

病院の自動再来機で受付をするのですが
受付をすると、受診表が出てきます

受診表にはその日の外来時間や検査の事等が記載されています

ふと受診表を見ると
『婦人科外来 11:30〜
 手術外来  14:00〜』
と記載されていました

手術外来は、いつも搔爬前の外来で
手術や入院の説明等がある時の外来です
といっても、普通に婦人科の外来で婦人科の先生に診てもらうのですが

この時点でなんとなく嫌な予感はしました
きっと、膣からでたモノが良くないモノだったのか、
もう一度取って検査する、とかなのかな…
と思っていました

いざ、外来で名前を呼ばれ診察室に入ると
医師が2人…

『ぁあ、きっと悪い結果なんだ』と思いました


医師
『前回、搔爬した時に膣から出たモノを検査に出したのですが、膣からも子宮からも癌細胞が出ました』

やはりな、という気持ちと
なんで?という気持ちと、とても混乱しました

今までの搔爬では癌細胞も悪い所見も全くありませんでした

ここに来て、最後だと思っていた搔爬で最悪の結果

更に、先生からは
『元々、子宮内膜異型増殖症ということでMPA療法をしていました。子宮筋膜への浸潤等もなく、子宮体癌だったとしても類内膜癌ということでしたが、今回とても珍しい明細胞癌であることが判明しました。こうなると、もうホルモン療法はできず、手術が必要になります』

子宮体がんの90%は類内膜癌というもので、妊娠を希望する人も子宮を取ったりする事なく治療ができます
しかし、明細胞癌は悪性腫瘍と呼ばれる部類のもので、ホルモン療法は適応ではなく、子宮全摘出をするしかありません

私の場合、不妊治療クリニックでポリープから癌細胞と思わしきモノが出ましたが、その後の2回にわたる搔爬では癌細胞は出ず
子宮内膜異型増殖症ということでMPA療法をしていました
所謂、子宮体がんの前癌状態、ともいえる状態でステージとしては0期です

しかし今回、子宮から明細胞癌が検出されました
考えられる事としては、
子宮体がん+膣腫瘍
または
子宮体がんの膣転移の2つ、ということでした

膣腫瘍は本当に稀なモノで、原発性膣腫瘍、というのは考えられない…
なので、子宮体癌の膣転移だろうとのこと
ステージとしては、Ⅲb期になり
一気にステージが跳ね上がりました

前回の搔爬から2ヶ月、内診からは1ヶ月も経っていません

こんな短期間で、転移したり結果が覆ることがあるんだ、とどん底の気持ちでした

何がショックだったかというと、子宮を取らなければいけない、子供を授かることが一生出来ない、ということがなによりもショックでした

採卵をして、12個もグレードがとても良い胚盤胞を凍結しました
その子達を一度も移植して迎えることが出来ないなんて、
その事がショックでショックで…

診察室で涙が止まらなくなってしまいました

今後の治療方針や方向性について、少し時間を置いて午後の外来で話ましょう、と先生に言われ
少し落ち着いてから診察室を後にしました

待合室に出ると、お腹の大きな妊婦さんが何人も
中には、2人の子供を抱えた臨月の妊婦さんもいました

2人も子供が既にいるなら、1人私にください、と心の中で叫んでしまい
涙を堪えられず、暫くトイレの個室に篭っていました

夫からは、結果が分かったらすぐLINEしてねと朝出勤する時に言われていましたが
なんて言っていいか分からず、連絡がなかなか出来ず…

このまま死んでしまいたい、と心から思ってしまいました

世の中自分以外の人がみんな幸せそうに見えて、本当に苦しかったです

今、その時の事を思い出しても
やはり涙が止まらず、苦しいです

その後は午後の外来までずっと個室で泣いていました

やっと夫に送った内容は

『癌でした。悪性です、午後の外来で治療方針について聞いてきます』

送信してすぐに夫から電話がありました

『ごめんね、一人で行かせてしまって。辛いと思うけど、治療についてしっかり聞いてきて欲しい。今日はもうこのまますぐに帰るから。』

声を聞いた途端、やはり耐えきれなくなってしまいました






暗い内容でごめんなさい
長くなるので続きますね

書こうかどうかも迷いましたが
これから同じ病気で悩まれる方もいるかもしれない、と思い
その方の何か少しでも為になれば、と

今後は闘病記として書いていきたいと思います

興味ないよ、暗くて嫌だよ、というかたはフォロー外したりブロックしたりしてくださいね