久しぶりに地元の、みんな高齢の親の介護をしている(内ひとりは去年亡くなった)友達とランチをした。


友達のひとりが、お母さんが足に血栓ができて

結局入院になったので、医療費のことなどの情報交換もあり。


そこで出たはなしが、

「そんな事言ったら高齢者全員認知症だよねー」


経緯は、

お母さんの入院騒ぎの前に

かかりつけ医で認知症の検査をしたら

ギリギリで「軽度認知障害」だったと。


でもあれだけ頭がしっかりしていた

ウチの父でさえ、最近は言ったことも忘れるし

テレビや電気、ストーブの消し忘れもするようになった。

耳も目も悪いから新聞も読まなくなったし、

テレビもただつけているだけのようだ。


極めつきは

去年までしていた、母の確定申告ができなくなったこと。

「何回やっても計算が合わん」(電卓なのに)。

だから私が、私のパソコンでやったのだけれど。


父や母の様子をみていると

「歳をとるということ」

が、どういう事か、本当によくわかる。


いや、両親だけじゃない。

20歳になる高齢猫を看取ったけれど、

同じよう認知症っぽい症状が出たし。


聞いた話しだと

認知症は「忘れる」だけじゃなく、

痛みも感じなくなるらしい。


だとしたら、

最後は認知症になって、

わけわかんなくなって死んでいくのは

本人にとっては悪くないかも…とも思う。


ただまぁそれも

病気で苦しまず、

枯れるようにいければ…

なのかもしれないけれど。