認知症の母が実はパーキンソン病だったと判明した。

整形外科の先生に

「可能性が高いから、MRIを撮ってきて」

と言われ、判明した。


進行を防ぐには、

投薬治療とリハビリが効果的だと。


だがしかし。

認知症の母にそれをやらせるのは

至難のわざ。


薬は父もずっと飲んでいるので、

いつも父が「薬を飲め」と言っていた。

だけどそれを素直にきかない母で。

「もう勝手にしろ!」とさじをなげた。


だからそのあとは

気がついたら私が飲むように言っていたけど。

私は朝ごはんは食べない。

そして早起きもめちゃくちゃ苦手。


だがそれより何より、

朝・昼・晩と

毎日毎日ご飯の用意をして、

食後、母が薬を飲みまで見届ける…。


そんな生活、考えただけで、気が狂いそうだ。


リハビリだって、

今でこそやっとデイサービスに文句を言わずに

行ってくれるようになったけれど

それまでは

「アナタが行きなさい」とか

「今日は行かない」とか

毎回必ず拒否していた。


薬だけじゃない。

歯医者も、皮膚科も、そして美容院にも

連れていかなくてはいけなくて、

でもどれも行けてない。


してパーキンソン病の薬のやっかいなところは

飲んだり飲まなかったり、

あるいは急にやめたりするほうが

危険だということ。


そして「飲む」「飲まない」の判断を

本人ができないこと。


それを考えると

私が「飲ませる」のはほぼ不可能。


来週、整形外科の先生に結果を報告し、

今後の治療方針を決めることになると思うけど、

果たしてどうなることやら…。