寒くなってきた。


今年の2月、愛猫が体調を崩し、

いちじは危険な状態に。

体温にもなっていたので

「とにかく暖かく」

と主治医に言われ。


でも古い日本家屋は寒い。

特に私が猫と1日のほとんどを過ごしている

2階にはクーラーしかついてなくて

冬の暖房がない。


だから今年中に

2階のクーラーをエアコンに買い替えようと思っていた。

ここのところ急に寒くなったので、

今日、ずっとお世話になっている電気屋さんに

電話した。すると…。


電気屋「どちらの方?」

私「〇〇町の✖️✖️ですが」

電気屋「△△の?」

私「いえ、〇〇町の✖️✖️です」

電気屋「あのね、ウチ、主人が亡くなって、私ひとりでやっているもので…。どうしましょう?」

私「あー、そうなんですね。わかりました。ではいいです」


そう言って電話を切った。


ご主人が亡くなったのは

もう10年以上も前の事。

そしてその電気屋さんとの付き合いは

今の実家を建てる前からの付き合い。


でも、ウチのことを覚えていなかった。


うん…。これはどう考えても認知症でしょう。


こうなったら、

もうここでエアコンを買う義理はない。

で、父に事情を説明し

「だから家電量販店で買おうと思う」

と言ったけれど、あまりいい反応が返ってこなかった。


うーん。

面倒くさい。

父にいちいち説明するのも面倒くさいが

そのあと、取り付けやらなんやらで

スケジュールのアレコレとか、

考えるだけで面倒くさい。


所詮、ここは実家であって、

主導権は私にはない。

ので、

とりあえず、電気ストーブとコタツを買って

この冬はやり過ごすことにする。


それで頑張ってみて、

どうしようもないなら、

来年また考える。