しばらくご無沙汰だった人から連絡があった。

「久しぶりにランチ行かない?」

って。


なんとなく連絡を取らなくなっていたけれど

久しぶりに連絡くれたし、

私もどうしてるかな?

と思っていたから

心良く

「いいよ!」

と返事した。


でも…。

楽しくなかった。

なんだかわからないけど

あんまり話しをしたいと思わなかった。


それは…

彼女が何一つ変わってなかったからだ。


何年か前、悩みがあってその相談をしたかったんだけど、そのとき私の話しをさえぎって持論をとうとうと話し出した。


そのあとも、応援して欲しい事があって

その話をしたらあまりいい反応がかえってこなかった。

そのときは私自身、なんだか落ち込んでしまって

なぜ落ち込んでるかわからなくて

たまたま別の友達にその話をしたら

「それって〇〇じゃないですか?」

と言われて

「ええええー!そんな事ある?」

と悩んでしまって。


それで、ちょっと距離を置こうと思って

私から「会おう」という連絡はしなくなった。


そんなこともすっかり忘れてたけど

今回久しぶりに会って話しをして、

いや…話しをする気にもなれなかった。


でもこれって

実は反面教師なんじゃないかと思って。


私も今まで、自分の主張がしたいがために

相手の話しを聞いてあげなかった事がある。

相手はいい話だと思って私に話してるのに

頭から否定したこともある。


ああ、私もきっとどこかで誰かに

同じ事してたんだろうな、

それを気づかせてくれたんだろうなと。


やっぱり会話は

キャッチボールでコミュニケーション。

親しきなかにも礼儀あり。

気をつけようと思った。