それは、普段使っている言葉使いが、
フッと気が緩んだときや世間話をしているときに
出るからです。

特に苦労したのが就職したとき。
それまで学生で、目上の人と言えば先輩だけ。

そこからいっきに、仕事で会う人がドクターに。
最初の頃はもちろんデスクや編集長が
取材をし、新米はくっついていくわけですが、
取材のアポ入れやその後のやりとりなどで
ドクターに電話したりしないといけないわけで、
最初の頃は言葉使いに苦労しました。

その時に痛感したのが
普段、キチンと丁寧な言葉を使っていなければ
いざというときに出てこないということ。 

だから、いくらネット上といえども、
友達だからといえども、
「アホ」とか「バカ」とか
他人を見下す言葉は
極力使わないよう意識しています。

そして言葉使いは
使っていくうちにあなたの品格や品性として
身についていきます。
それが歳を取れば取るほど、
今度は内面から
にじみ出てくるようになります。

若いときは感じなかったけど
アラフィフもアラ環に近づいてくると
この丁寧な言葉使いをする人と
相変わらず汚い言葉使いをしている人の
人生の違いが何となく
わかってくるのです。