多拠点生活は確かに無駄な出費が多いかもしれない。
だけどこれも考え方だと思う。

さっき、バターが切れてたから買い物に行きました。
相変わらず、マスク、トイレットペーパー、キッチンペーパーが売り切れ。
ちなみに、ウチはもうキッチンペーパーが切れて1週間ぐらいになる。

でもまぁ、キッチンペーパーは切れても生活に問題はない。

でもね。
生理用品も品薄なのよ。
これはないと非常に困る。
非常どころじゃない、マジ困る。

私なんて、子宮内膜症で月経過多だったから
無いとどこにも出かけられない。
となると、そりゃあ買いだめするよなぁと思ったのです。

他にもね、今日は納得が品薄に。
もう笑うしかないけど。
だけど都会は人口も多いので、
無くなるときはいっきになくなる。

そうなると、やはりある程度のストックは
これからの時代、必要なのかなぁ…と。

でもそうなると、都会の狭い、高い場所に住むことが
これから先、逆にデメリットになるんじゃないかという気がしてきた。

今って、田舎に住んでいても
新感線や空港にアクセスのいい場所に住んでいれば私みたいなライターなら
どこでも仕事はできるし、
ネットを利用すれば手に入らないものもあまりない。

でね。
例えば今回みたいな騒動が起きたときに
拠点が数カ所あれば
「今は都会にいよう」
「今はしばらく田舎に引っ込もう」という、
状況に応じた暮らし方ができる。

田舎のメリットはまだあって、
土地が安いから家賃も安い。
今回、ある程度モノをストックしておかなければと思ったんだけど、実家は二階なんてほとんど
物置き部屋なのだからストック部屋にしちゃえばいいんだと。

でも東京の狭い家ではそれができない。
今までは便利な場所に住んでるんだから
コンビニが自分のストック部屋だ、
という考えでストックをしない生活をしてきたけど
今回の騒動で、
そして去年の自然災害の多さ、
さらに311で経験したことなど考えると
これからを生き延びるにはリスク回避という観点はもう外せないんじゃないかと。

そう考えると
「逃げる場所がある」
という意味での多拠点生活もありだなと
無事バターが買えた帰り道に思ったのでした。

田舎に家があるって、いいよ。