それは何をしても否定されるから。
例えばマヨネーズを出すために冷蔵庫を開けたとき。
どこにあるかわからないから
いつまでも探していると
「いつまで開けてるの。中の温度が上がる」。
洗濯物も干し方が気に入らないと
文句を言われる。
夜、いつまでも起きてパソコンの前にいると
「何時だと思ってるの」
とにかく何をやっても否定される。
そのくせ、こちらが
「これはもう買い換えた方がいいよ」とか
「少しは運動した方がいいんじゃない」とか
意見を言っても全く耳をかさない。
今回いちばん閉口したのがニオイ。
家庭菜園をやっているので
生ゴミを堆肥にするためのバケツを
キッチンに置いてるんだけど
夏だからこれがクサくて。
どうやら私はどちらかというと
ニオイに敏感みたいで、
それに対して親は高齢のせいか
ニオイに鈍感になってる。
キッチンで作業してると
このニオイがどうにもこうにもガマンできなくて
「これ、外に出してよ。夏の間だけでも。クサくて耐えられない」
と言ったら翌日、外に出してあった。
だけどその翌日、またキッチンに置いてあった。
「なんでまた入れたの⁈」と言ったら
「生ゴミを外に出すたびに蚊が家に入るから」と。
ああ、そうですか…。
ご飯も、毎回五合炊くから
それを3日ぐらいかけて食べる羽目になるんだけど
それを何回言っても
「たくさんいっぺんに炊いたほうがおいしいの!」と言って聞かない。
とにかく、長年の習慣を変えることができないんである。そして、新しい事が覚えられない。
だけど母はできなくなってることが
多くなり、また途中でほったらかし(忘れる)。
結果、台所仕事はほとんど私がやることになるんだけれど
使い勝手が私仕様になってないので
(しかも私は左利きなのでそれも厄介)
イライラしながら家事をすることになる。
それを1週間も続けるとですね、
人ってだんだんイライラしてくるんですよ。
まだ今は父が元気でしっかりしてるから
イライラしたら、実家を離れることにしてる。
「東京に明日戻るね」
と言うと
「お父さんもお母さんも、もう高齢なんだから
月に一回ぐらいは帰りなさいね」と言われた。
お母さん、私、ゴールデンウィークから
毎月帰ってるんだけどね…。
ま、悪いのは今のところ頭だけなので、
ヨシとしなければね。