今、東京では楽天オープンテニスをやっています。

今日、たまたまwow owで放映してたのを観ることができたんだけど
相変わらず松岡修造氏、いい事言うなぁと思って。
例えば錦織圭の試合。
テニスで打つ場所がなくなったときってボディを狙うんだけど、これ実はすごい勇気がいるんだよね。
テニスって、ラケットを持ってるから、ボディめがけて打たれたボールって、返球がすごく難しい。
それに、やられたら、めっちゃ腹が立つ。私、オッサンにやられたことあって、その人は「そこに打つよ」と宣言して思い切り打った。いやー、遊びのテニスでそれやっちゃダメでしょ。ま、その人とは金輪際テニスしないからいいけど。
 
でもプロはそれでご飯を食べてるわけで。
そしてそのぐらい勝負に出ないと勝てないわけで。
 
で、錦織選手のあと綿貫陽介さん。
まだ若干ハタチ。修造いわく、この綿貫陽介さんが「いや、オレはまだまだ…」的な発言が出てくると。
でもそれじゃ世界で戦っていけない、
そう修造が、言ってて。
 
でもこれって私らレベルでもそうで、
本人が本当に臨まないとそのレベルには達しないんだよね。
 
子どもの場合はホントに注意が必要で、
謙遜のつもりで人前で親が「全然ダメで」とか「いえいえそんなことは」とか、絶対言わない方がいい。
一番身近で大好きなお母さんが否定ばかりすると、頑張れない子どもになる。
 
根拠のない自信って、本当に大事で、
今まで付き合ってきた友人で、
夢を叶えてる人は大体この自己肯定感が高い。
自己肯定感が高い人って、親に愛されて育った子供が多いと聞いたことがある。それが全てではないとは思いますが。
 
もちろん失敗もするし、くじけることは
たくさんあるだろうけど
でもどこかで自分を信じてるから、
だからこそ頑張れるんだと思う。
 
ただねー、問題は
日本の文化は
「出た杭を叩き潰す」んだよね。
あとは嫉妬、妬み、などなど。
 
これについても修造氏が言ってた
「鈍感力」、「削除力」。
あともう一つ何か言ってたんだけど、
要は忘れてしまうということかなぁと。
敏感すぎるとやっぱりいろいろ気にしてしまうから。
 
まあ、これも人生色々経験すると
こっちが思うほど他人は気にしちゃいない、
ってのがわかるようになるし、
年とるとホントずーずーしくなっていく。
 
若いと経験してないぶん、
気にするのかもね。
 
でもまあ
テニスをしている私にとって
松岡修造の解説は
いちいち心に響くのですよ、はい。