「ドクターズ最強の名医」というテレビ番組をご存知かしら?
医者を扱った番組なのに、テーマ曲がジャズっぽくて
あのエロ澤村一樹が一切エロっぽくなくて、むしろ爽やかな医者を演じてて
高嶋が演じるおぼっちゃま医者がちょっとアレで(笑)
「これはギャグか⁈」と思わせる内容が軽くて気軽に見られるから
親子して好きだったんだけど
(テレビは娯楽だと思ってるので、重いものやお涙頂戴より楽しいほうが好み)
今回の新春スペシャル版は
肝臓移植のときに医者たちが
「あんな肝臓は見たことない」と言っていて。
最後の最後にその綺麗な肝臓の種明かしがあって、
思わず親の子を想う気持ちに涙してしまったんだけど
「綺麗な肝臓」
という言葉を聞いて、思い出したことがあった。
(ここから本題)
いつかブログに書こうと思っていたんだけど
ずいぶん前…多分15年ぐらい前に産婦人科医に取材をしたとき、
確か子宮内膜症の取材だったと思うけど、
そのときのドクターが
「昔はね、子宮も綺麗なピンク色をしてたんだよ。最近の人の子宮はあまり綺麗な色じゃない」
と言ったのです。
多分ね、内臓って、きちんとした、体にいいものを食べていれば
すごく綺麗な色をしているんじゃないかと思うの。
だって、自然に存在するもので、醜いものって、ある?
花にしても鳥にしても野菜にしても。
人間の体だって、とくに女性の身体って、本来とても綺麗なシルエットだと思う。
そう思えば、内臓も、本来はとても綺麗なピンク色をしているんだろうなと。
「ドクターズ最強の名医」で澤村一樹が肝移植した子供に言った言葉。
「お父さんの肝臓、とっても綺麗だった。あんな綺麗な肝臓、見たことない。
多分、お父さんとお母さんは、君にいつか肝臓を移植する、その日が来ることがわかっていて、
運動をしたり、身体にいいものを食べたりしてくれてたんだよ」(←だいたい、こんな感じのこと言ってた)
そう、これが親なんだよね。
命を繋ぐって、こういうこと。