少し前の話ー
3月16日木曜日は
言わずと知れた WBC準々決勝日でした
そしてこの日は
菅原道真公の命日(旧暦2月25日)でもありました
旧暦の2月25日は、今年は3月16日
理想的なスケジュールは、
亀戸天神社の神忌祭(しんきさい)に参加し、
急ぎ帰ってWBCを観ること
Wワークデーではないし、
契約の時間通りに退勤できれば
神忌祭には間に合います
いつも時間通りに退勤できないことが問題です
打ち合わせと称した、愚痴大会が始まりました
ほとほとゲンナリしたわたしは
「ストレスの元凶の◯◯さん、辞めたいと言ってますけど?」
と、言いました
「チーフ(上司のこと)が、◯◯さんをストレスだと思っているように、◯◯さんも同じ思いしていると思います」
「辞めたいなら辞めてもらっても構わない」
とは上司
「前から辞めたいとは聞いていたから」
わたしは はぁーっと、ため息をついて
「もしあの人が辞めたとしても、
チーフのストレスはなくなりません
新しいストレスが生まれるだけです
そして次のストレスの元は わたしになります」
と、断言しました
『人を思い通りに動かしたい』
そんな性質の人間は、思い通りに動かない人は、
全てストレスになるからです
何人辞めようが
何人採用されようが
都合の良いコマになれなければ、誰でも同じ
人を思い通りにしたいなんて、
土台ムリな話なのに・・・
人間は何で同じこと繰り返すかな
・・・パートのわたしは、
この愚痴聞きに時給は発生しないけど
18時まで勤務の、社員のチーフは
この愚痴大会にもお給料が発生しているし
なんなのホント
神忌祭にも間に合わなければ、
WBC準々決勝放送も間に合わない
わたしはイライラがピークに達して、
いつもだったら言わない言葉が
ポロポロこぼれ出てきました
でも全く響いてません
「・・・野球観たいので帰ります」
と、わたしが席を立ったのは、もう18時を過ぎていました
道真様、ごめん・・・って、思っても
まぁ、道真公は気になんてしないし、
今頃きっと、氏子さん達や崇敬者さんたちから
丁寧にお祭りされていることでしょう
準々決勝が観終わってから、
ホワイトデーのお菓子と一緒に届いていた
応天の門、最新刊(17巻)のページをめくり
深く深く息をついたのでした
藤原高子姫が帝に嫁ぐのは高子姫25歳のこと
応天の門の変の翌年
帝の御心は多美子姫にあったと言うし
(とは言うものの、側室多数!)
高子姫もずっと在原業平公を想っていたと言うし
(業平さまは結構、昇進する)
いつの世も、なかなか思う通りには行かないのでした