おはようございます!
運動と食事面のサポートでみんなを元気にする
トータルボディーコーディネーターの
荒金です。
今日11月13日は一汁三菜の日だそうで、
PFC(タンパク質、脂質、糖質)バランスの良い食事と言われていますが、
皆さんはこれを考えて食事をしていますか?
忙しい毎日でなかなかパーフェクトを目指すのは難しいですが、
それどころか、
気がつくと油っぽいものばかり食べている。
子供の頃からの習慣で、
お肉や油っぽい揚げ物が好き。
ときどき無性に天ぷらやトンカツが食べたくなる。
マッ○などのファーストフードを定期的に食べたくなる、食べている。
楽だし満腹感のある天丼や牛丼などの一品モノを選んでしまう。
そして出来ればやめたいのに、
やめられない。
なんてことはありませんか?
そんな傾向がありましたら、
それは
『油依存』に陥っているかもしれません。
人間の脳は食事により「美味しい!幸せ♡」と感じると
『βエンドロフィン』が分泌され、
同時に『ドパミン』も分泌されることにより
「また欲しい!」と言った報酬回路が出来上がります。
そして動物性油脂や高カロリーな食事をとった際に
この反応は強く出ることがわかっています。
やがて少しでは満足しなくなり、
もっともっとと欲しくなり報酬回路が破綻。
これが依存となってゆくシステムです。
毎食油っぽいもの・肉・揚げ物がないと落ち着かない。
そんな傾向があれば、
すでにそれは中毒・依存の可能性大。
やめたいのにどうにも止められないのは、食事の嗜好ではなく、
この依存性の高さのため。
動物性油脂や高カロリーな食事の摂りすぎは、
肥満、動脈硬化、心臓発作などの原因と言われています。
またラットやマウスの実験では脳の視床下部に炎症を起こすことがわかっており、
ヒトの試験でも関連が示されているとのこと。
本能のまま、欲のままに食べすぎるのが良くないのは明らか。
放っておいて良いものではありませんね。
ダイエット中の方はこの依存状態を意志の力のみで我慢するのは、
大きなストレスになりかねません。
また我慢は余計にこの報酬回路を刺激し、どか食いの原因になります。
ではどうしたら良いのでしょう??
ご提案したいのが、
そんな食べすぎの悪循環をストップさせ、
我慢のストレスから解放してくれる救世主となる、
『玄米』です。
玄米に含まれる『γ-オリザノール』がこの行き過ぎた報酬回路に働きかけ、
高脂肪食による脳内のストレスを低下させ、
高脂肪食への依存を軽減させてくれるそうです。
これもラットやマウスの実験やヒトの臨床試験でも確認されています。
ダイエット中の方は、
「食べたいけどやめたい」その対象を意識するのではなく、
気がついたら前ほど欲しく無くなっていた!
我慢や努力なしで高脂肪食とサヨナラできた。
こうなれたら嬉しいですよね。
健康維持、そしてダイエットを成功させる食材としてぜひ試してみてください。
いやいや!やめる必要はないです。
だって食べたいんですから!
とおっしゃるあなたは、
この原始的な快楽から離れたくないよ〜と
脳が反対しているのですね(笑)
私たちは意志で行っているように見える行動が
実は本能やホルモンに操られているって結構あります。
あっ、この依存のシステムは、
砂糖やグルテンを含む小麦粉製品でも起こりますのでご注意を!
玄米で食欲正常化。
これを読んでやるかやらないかはあなた次第。
試してみたいという方は、
全食で食べる必要はなく、
まずは1日一食から試してみてください。
白米に混ぜて炊いてもいいですね。
最近では調理に便利な発芽させた玄米も売っていますので、
現在の食事、白米やパン、麺類から
玄米食に変えてみましょう。
玄米は食物繊維が豊富で血糖値の上昇が緩やか。
便秘防止、改善効果もあります。
また豊富に含まれるビタミンB群は、
糖や脂質の代謝を高めてくれますよ。
とても優秀な食材です。
食べ物の力を知って、うまく使って、
安心して食べてゆきましょう!

それでは今日も素敵な1日を