読書命の昔の上司から以前何冊か頂いた本の中にありました。

なかなかまとまった時間がとれず、
本から遠ざかっていたのですが
ついにページをめくる余裕ができて一気に読破。

軽妙な文章
男前な発想や生き方
楽しく美味しく力強く生きていく姿勢

とてもかっこいい本でした。

聡明な女は料理がうまい/アノニマ・スタジオ

¥1,728
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そして、何の前知識もなく読み始めたので
ただのエッセイかと思っていたのですが
食いしん坊には堪らない、超おいしそうな料理の紹介の数々。
立派なレシピ本でもありました。
思わず、ちゃんと料理がしたくなります。

というわけで、ごつめのレシピ本を早速購入してしまった私なのでした。

じっくり腰を据えて料理をする時間、
いつ取れるかわからないけど
その時のために読んで、イメージ膨らませて準備しておこう。




今日久しぶりに母の手料理を食べた。

どこで食べるより、

娘のひいき目とかじゃなく、

本当に本当に美味しい。


仲良し我が家の楽しかったキラキラした思い出は
母がいつでも美味しいご飯を食卓に並べてくれていたからこそなのかも。
家族を持つ者として、
家族の日々の食事担当として私も頑張らないといけない。


”人間の好ましい資質の中で、特に「男性的」といわれるような部分ほど、
すぐれた料理人になるために必要なものだと、私は確信している。
男の中の男とたたえられるある人物にちりばめられた言葉を拾ってみよう。
「勇敢な決断力」と「実行力大胆かつ柔軟な発想」
「明晰な頭脳」「鋭い洞察力」「機敏な運動神経」
「たくましい体力」「物に動じない冷静な判断力」「不屈の闘志と責任感」
「ゆたかな包容力」「虚飾のないさわやかさ」・・・etc.

ああ、これこそまさに料理人の条件なのだ。”


「聡明な女は料理がうまい」p10より引用

ああ、まさにうちの母だ。