ちょっと前の日記でこれから読みますって言ってた
本を読み終えました。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
読みながら、登場人物に共感できないなーとか
うーん、この言い回しは好きになれないなー
とか、いろいろと雑念とでもいうんですかね、
気になるところがあってどっぷり集中して読むほどハマりはしなかったんだけど。
スピード感と、たまにある新鮮な描写がよかったです。
で、今日帰りの電車で残りの数ページを読んだのですが、、、
悲しい切ないエンディングで泣けました。
母と娘という関係の複雑さ、難しさ、脆さと強さ。
女性にしか書けない本だなー。
タイトルにも泣かされます。
駅からの帰り道は
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナの前に読んだ
シェエラザードのタイトルでもある、
リムスキーコルサコフのシェエラザードを聴きながら。
本を思い出してまたまた泣けました。
素敵なものに出会って流す涙は、
ストレス発散っていうと美しくないんだけど、
なんだろ、、、心がすっきりするし、
ふわーっとしばらく浸れるし。
次は、昔大ファンだった
五木寛之の小説にいきたいと思います。