心に届くモノ

さっき入ったお店でボンジョビがかかってました。思わず体が動きます。

中学時代の私の青春はボンジョビ抜きには語れないくらい、私はボンジョビ狂でした。
初めて行ったライブももちろんボンジョビ。
それまでクラシックコンサートしか行ったことのなかった私にはほんと別世界でした。
ドイツでライブ行ったんですけど、イカツいドイツ人ファンがいっぱいいて 笑。
ノリもボリュームも圧倒的でした。


ボンジョビの曲、歌声、歌詞はすっかり私を魅了してしまいました。
ハマってからはほんとに彼らの音楽を聞きまくったので、当時のいろんな思い出がボンジョビの音楽に重なります。
友達との楽しかった時間も、ドライブでボンジョビがんがんかけながら走ったことも、たくさん悩んだことも。
あ、もちろん切ない恋バナも(^_^;)


五感は思い出、=記憶を喚起するものですが、
とりわけ音楽はパワーのあるものだと思います。
甘い恋をしていた時期にお気に入りだった曲を聞けば
その時のきゅんきゅんな気持ちが甦るし 笑、
悩んで悩んで苦しんだ時に癒してもらった音楽は、
今聞いても涙が出そうです。

他に思い出と密接なのは香りかな。好きだった人の香りとか。ってかまた恋愛の例で申し訳ないですが(^_^;)
あと久しぶりに帰ったアムステルダム市内のハッパの匂いなんかも、なかなか懐かしかったな 笑。街や国の香りってありますよね。
ちなみに外人の友人曰く日本は味噌くさいらしい。


ふと思ったのは、今の22歳の青春を代表する香りや音楽は何になるんだろうなぁってこと。
最近あまり特定の音楽に熱中してない気がします。
それと、最近感受性というか感性というか、心のアンテナみたいなものが鈍ってきてるかもなぁって思います。
まぁ昔も今もよく泣くし感動しやすいしへこみやすいし、
充分感受性強い方ではあるのかもしれませんが(^_^;)昔の自分に比べての話。

音楽でも香りでもそれ以外のものでも、
敏感であればあるほどいいものに出会える可能性は高くなる。
それか、心自体が動かされやすくなる。
どうでもいいと思ってしまえば、五感で捉えたものも心には届かない。

だから自分はいつでもアンテナを敏感にしておきたいなと思っています。
心を動かしてくれるもの、心に残るものにたくさん出会いたい。
そういうものが積み重なって心は少しずつ豊かになるし
思い出もより鮮明に美しく残っていくんだと思うんです。


「美しいものを　美しいと思える　あなたの心が美しい」



相田みつをの言葉にはたまにハッとさせられます。