たまに中高生の帰宅時間くらいの電車に乗ると、最近思うことがある。
うるさい。
…すみません、えらそうで( ̄ー ̄;
でも別に嫌味とか上から目線とかいうわけではなくて。
電車の中でも、外にいるときと同じようなボリュームでしゃべったり、
笑ったり、または食べたりしている姿を見ると、ついそう感じてしまう。
自分が彼らくらいの年の時もそうだっただろうか。
「周りの人への迷惑」は考えなかったか。
多分それくらいの気遣いはしていたように思う。
彼らを見ていて思うことは、
「公共の精神」ってものが希薄になってきたのかなってこと。
公共の場って意識があれば、電車の中であんなに騒いだり
大声で笑ったりしないんじゃないかな。
別に最近の東京の電車のマナーがむちゃくちゃ悪いわけじゃない。
外国ではもっとひどい電車の光景をよく目にした。
ただ、他人に迷惑をかけない、周りの人に気を遣うってのは
輪を大事にする日本人の一種の美徳でもあった気がしたけど、
もうそんな考えは古いのかしら。
彼らが子どもを産んで、もちろん
「電車の中で騒いじゃだめだよ」なんて注意はしなくて、
子どもも彼らのように育っていくのかなって思うと、
少しだけ残念なような悲しいような気がした、すっかりおばちゃん(?)な私でした。