色名の覚え方【色彩検定・カラーコーディネーター検定の勉強法】
色彩検定は、「色」と「名前」を一致させるのは大変ですが、ここができないと得点がとれないので確実に覚えたいところです。僕は、PCCSやマンセル表色系に関する問題では必ず色相環の図を書き、その図を見て考えるようにしました。
色空間は、三次元の立体空間。色立体の形、色相環、色相断面、トーン図をラフにでも描けるようにして色を図に当てはめる習慣といいですよ。そうしていくと、自然に色空間が自分のものになります。
新配色カード199b
■色名を覚える
A・F・T対策テキストに載っている色名を覚える。必ず出題されます。 これは意外と大変ですね!僕はやってませんが色名やその色名にまつわるエピソードや由来などと関連つけて覚えている人もいましたよ。楽しく覚えられるかもしれませんね。
色彩調和はカラーカード「新配色カード199a」をベースに出題されます。 色彩検定で一番迷うのが、カラー図版を使った問題ですね。特に、明度が低い色や中間色調は見分けるのが難しいです。 印刷可能な範囲での色表現ということなので仕方がないのですが、カラー図版を使った問題を覚えるには、カラーカードを切ったり、貼ったりして、眼と頭に叩き込むしかないでしょう。
これは3級テキストの色彩心理の章で出て来る言葉です。 ある色を一定時間見てからしばらく時間をおくと 実際よりも明るく(明度が高く)鮮やかに(彩度が高く) 記憶されているという現象です。
例えばあるPCCS記号を示し、その記号が表す色をを4つの選択肢のなかから選ぶという問題が出たとき、正解よりも明るく鮮やかな色を答えとして選んでしまいがちだという事なのです。この事を心に留めておくと色をより正確に覚えやすくなると思います。
色彩理論は相互につながりがあります。例えば、色相・明度・彩度の概念や「色光の三原色」と「色料の三原色」との関係などタテたけではなくヨコのつながりも考えるくせをつけるといいですね。
同じ答えでも様々な角度からの問いがあったり、形式の異なる問題に数多く当たると自分の得意分野や泣きどころがわかるのでとにかく数をかなす意外にないでしょう。
カラーセラピーは大きく分けて2種類
ストレスなどから体調や精神面に支障をきたす人が増加しており、癒しブームの影響も加わって、アロマテラピーなどとともに、色彩心理を利用するカラーセラピーの認知度が高まってきています。
医療の現場でも、カラーセラピーが取り入れられるようになりました。
カラーセラピーの仕事
カラーセラピーとは、色彩心理による、人を癒す効果を利用したものです。相談内容、結婚や恋愛の悩み、対人関係、体調がすぐれない、うつの症状があるなど、多岐にわたります。ストレスを受け心身の不調を訴える人に対し、その改善のお手伝いをするのは医療行為とは異なりますので、セラピストになるために法的な資格があるわけではありません。
とはいっても、答えの裏づけとなる色彩心理の知識と、それを活用して人を癒す心理学に関する知識や方法、技術をきちんと身につけていなければなりません。
さらに、一人ひとりにあったカウンセリングを行うことができるコミュニケーション能力、相手の気持ちをくみ取る能力がとても大事になってきます。
これは、色彩心理を学んだだけで身につく能力ではありません。
スピリチュアル系と色彩心理系
カラーセラピーには大きく分けてスピリチュアル系と色彩心理系の二つがあります。カラーセラピーで有名なオーラソーマはスピリチュアル系です。
《スピリチュアル系》
天使やガイダンスなどの霊的なものと色の意味をくっつけています。色の意味はオーラやチャクラなどの自然的なものから来ています。
オーラソーマのように、色のついた液体を透明なボトルに入れたものをインスピレーションで選ぶというかたちをとっているものが多数あります。
【ボトルを使った主なカラーセラピー】
◆オーラソーマ(イギリス)
ボトル数:107本
(2層に別れた107本から4本を選ぶ)
特徴:2層2色のに別れた角型ボトルで
本数が1番多いので華やかに見える!?
◆オーラライト(イギリス)
ボトル数:80本
(80本から4本を選ぶ)
特徴:2層2色に別れた丸型ボトル。
◆アヴァターラ (イギリス)
ボトル数:52本
(2層の52本から1~8本を好きなだけ選ぶ)
特徴:2層2色の円柱のボトル。
◆センセーションカラーセラピー(カナダ)
ボトル数:10本
10本から6本を選ぶ(2本×3本)
特徴:シンプルなのでいつでもどこでも手軽に人を癒すことができる。
◆TCカラーセラピー(日本)
ボトル数:14本
3-4本選ぶ。
札幌のトゥルーカラーズが誰もが気軽にできるように開発。
http://www.tccolors.com/
◆キャメス
ボトル数:12本
12色を好きな順番に並べる(並び替え)
特徴:しずく型のボトルを並べた配列から心理状態を分析。
http://www.cames-web.jp/
《色彩心理系》
色の心理的、生理的な捉えられかたをもとにしてカラーコーディネートを行ったり、ユング心理学を応用してアートセラピーを行ったりというかたちで色を使います。
日本色彩心理学研究所
http://www.nihon-shikisai-shinrigaku.com/
マインドエレメント研究所
http://www.exmind.info/
カラーセラピーというのはまだ学問としての体系はなく、また日本ではセラピーというのを『癒し』と捉えるか『治療』と捉えるかいまだあいまいなため「最もスタンダードな」というのはなかなか決められません。
パーソナルカラーとカラーアナリストの違いは?
カラーコーディネーターの仕事でもっともポピュラーなものといえば「パーソナルカラー診断」が挙げられます。
これは、“その人にとっての色”、その人の個性を際立たせ、魅力的に見せる色ということです。パーソナルカラー診断とは、その人に似合う色を分析し提案する仕事になります。
パーソナルカラー診断を行う人は、“カラーアナリスト(色の分析家)”と呼ばれることもあります。◆似合う色と似合わない色
人には「似合いやすい色」と「似合いにくい色」があるということ。
同様に、色の明るさやにごり度合い、黄みのあるなし、青みのあるなし、などによって色をその調子、すなわちトーンで分類した場合に、一人の人は、ある特定の調子の色がよく似合い、別の、あの特定の調子の色は、サッパリ似合わないというようになります。
◆実際の分析方法
100~150種類にも及ぶカラードレープ(色布)を使って、その人のパーソナルカラーを分析していきます。このカラードレープは、共通の特徴を持った色同士で4つのグループに分けられ、それぞれに、「春」「夏」「秋」「冬」の四季(フォーシーズン)の名前がつけられています。
◆活躍の場は多岐にわたる
パーソナルカラー診断を必要としている人は、モデルや芸能人だけではありません。
政治家や企業の経営者にとっても、健康で活力のある容姿は重要な要素です。
カルチャースクールなどで、気軽にパーソナルカラーをコーディネートできる講座が開かれるようになり、働く女性や主婦・学生など、さまざまな人が訪れています。
ビジネスマンなど男性に向けたコーディネートのニーズも増加しています。
営業職や窓口業務担当者のスキルアップの一環として、企業も関心を示しはじめています。
パーソナルカラーに関しての企業向けセミナー、主婦のグループを対象としたセンスアップレッスン、結婚式に向けてのヘアメイクのアドバイスなど、パーソナルカラーを利用したコンサルタント業も広がっています。
こうした個人や企業のニーズは今後ますます増加することが考えられ、それにともなうパーソナルカラーの仕事も、ますます増えていくでしょう。
◆プロを目指すなら
まず、はっきりさせておきたいことは、現在この資格は公的に認可を受けていません。様々な団体が独自に発行しているものです。しかし、ある団体で取得した資格が他では通用しない、ということではありません。カラーコンサルタントを行う方法の大筋はほぼ同じもので、流派というほどの違いはないからです。
しかし、プロのカラーリストになるためには、しかるべき団体でしかるべきレッスンを受けることが基本となります。
ヒューマンアカデミーのパーソナルカラー入門コース
◆収入の安定をはかろう
カラーアナリストとして生きていく上で大きな障害になるのが、実は収入の問題です。パーソナルカラー診断の場合、どうしても安定した収入につながりにくいので、多くのアナリストたちは、カラースクールやセミナーなどの講師業などをいくつか掛け持ちして、収入の問題を解決してます。
講師業に頼らず、安定して収入源をいくつか確保することは、パーソナルカラー診断の仕事を続けていく上で、成功の鍵を握る大切なポイントになりそうです。
◆カラーアナリスト成功のノウハウ
パーソナルカラー診断
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提供できるサービスのフィールドを広げる
メイク、ネイル、カラーセラピー、デザインなど
さらに、固定収入源として講師業などの職を得られれば生活も安定!
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つまり、多角的な営業展開が、カラーアナリストとして活躍するための原則である。