2022/11/2(水)

31日(月)TC療法から4日目

20時位から腹痛が起こる。

なんだかすごくイヤな痛みだった。

これヤバいかも…と思いながらすぐに痛み止め服用。

横になり深呼吸しながらも激しい痛みに耐えつつ酷く不安を覚えた…

30分以上経っても治まるどころか痛みは増す。

少し怖くなった。

痛みで頭の中がパニックになる。

もう冷静さを保てない。

それでも耐えた…

とりあえず耐えた…

いつものように耐えた…

でも痛みはいつもとは確実に違う…

痛い!激痛が走る。

23時頃耐えきれず救急車要請。

1日の0時を回った頃だろうか…

処置室で点滴を受けながらウトウトしていると姉がかけつけてくれた。

採血・心電図・レントゲン・CT検査の結果、このまま入院が決まった。

体の中で何がどうなっているのか?

この激痛は何なのか?

治療を始めたばかりなのに不安になる。

たまたま当直に主治医がいてくれたので話ができた。

激痛は恐らく抗がん剤ががんを刺激している痛みだろう、と。

え…おっそろし痛いやん!こわ!😰

内心思った。

腹水も増加してるらしい。

なんでなん💦

深刻な内容もあった。

「病状が病状なので、いつ容態が急変してもおかしくない状況です。万が一の時の事も考えてご家族で十分に話し合っておいてください」と。

え?そんな危険なのアタシ?…

痛みに長時間耐えた疲れに加えて、もう深夜なのもあってウトウトしていた。

今日はもう遅いからゆっくり休んで下さい、と言われて気絶するように眠り込んでいた。

この時既に、徐々に副作用も表れていた。

両下肢の違和感…力が入りにくい。

軽い痺れにも似ている。

両方の踵辺りが重だるい。

関節痛・筋肉痛・体のダルさ…

ついに来たか…


同日早朝と22時頃

またあの激しい痛みが押し寄せて来た。

恐怖でしかなかった。

夜の激痛は1番ツラかった。

ナースコールで痛み止めの点滴をオーダーしても待ち時間が長い…

激痛の為一刻も早く!との思いも虚しく無情にも時は過ぎる…

やっと点滴を入れてもらってからも、ずっと「痛いー…」…「痛いー…」

か細い声で連呼しながらも1時間耐えた。

このまま死んでしまうとさえ思えた位に恐ろしい痛みだった。

痛すぎてジワジワと汗がにじみ出る程だ。

勝手に涙まで出る。

激痛が来るとパニックになった。

もう怖くて仕方がない。

痛みに耐えるのにも疲れ果てた…

孤独な痛みとの闘い。

自分にしか乗り越えられない痛み。

痛いの本当…ツラすぎる。

1日中断続的な腹痛と副作用の両下肢の痛み・疼きがツラすぎて何度も半ベソ状態になる。

その度に心から「助けて〰!」ってなる。

腹痛・副作用…

しんどくない時がない毎日。

まだスタートしたばかり。

怖い…

昨夜の痛みもこの時も、不安と恐怖に押し潰されそうになりながら、少々パニック気味にLINEで吐露していた。

孤独な激痛との闘いが私をそうさせていた。

いつでもキミの言葉に勇気付けられた。

ありがとう…