今日は映画ではなく、TV番組の話を少し。

このタイトルのメロディでおわかりになるでしょう


わから、ないですよね


私、「情熱大陸」という番組のファンです。

昨日Youtube見てたら「情熱大陸」が出てきて
久々に何か見たくなって、随分昔にみたバッグデザイナーの山口絵理子さん
の回を改めて見てみました。

簡単にいうとこの人、
バングラデシュで現地の材料と人材を使って、鞄などを作り、
それを日本で売ることをやっている人です。
でも実際は、色々簡単じゃないんだよね、これが。

まず、スタートが最貧国バングラデシュですからね、皆さん。

バングラデシュは他国から援助金をもらって、国としてなんとかやっています。
日本も援助している国の一つです。
仕事もないので失業率も高く、難民も多く抱えている国でもあります。
貧困からなる犯罪増加で治安も悪い国といわれております。


番組の中で山口さんの言うことも関心させられるんですが、
私が一番心に残ったのは、一緒に働いてるバングラデシュの男性が言ったことです。

「援助金だけくれても一時的で、それは結果として多くの物乞いを作り出すだけ。」
「社長(山口さん)のように仕事を作り出すことで継続的は支援に繋がっていく。」
「人々は、働くことで誇りや自身を持って生活できる。」と、

この言葉を聞いて、私の中でカチッとはまる音がしました。

タイでも多くの物乞いの人々を見ます。
ホイホイ小銭や食べ物などをあげてる人も見ます。
良いことをすると自分に返ってくる、という考えがこちらではあるそうです。
なので、物乞い事業も成り立つわけです。

私もこちらに来た当時はあげてましたけど、
途中で何かおかしい、と思い最近はメッキリあげてないです。

私にとって、その行為は優しさには見えなく残酷な行為に見えてしまうのです。
あと、頭にポッと浮かぶ言葉は偽善。


さあっ、あたいにできることは何だ?

何だ?何だ?