こんにちは。

 

 

 

 

今回は

 

 

 

ジョージ朝倉原作の

 

 TODAY'S
 
アニメ『ダンス ダンス ダンスール』

 

 

 

 

 

 

 

簡潔にいうと

バレエをがんばる人の話。

 

 

 

 

バレエのことは

ほとんど知らなくても

 

 

 

 

映像や音が

本当に美しくて

 

 

 

泣けます。

 

 

 

 

特に

主人公『じゅんぺい君』

のライバル?

『るおう君』

 

 

 

『るおう君』は

生い立ちが複雑で

幼い頃は

おばあちゃんと二人で住んでいて

おばあちゃんに厳しく

バレエを習っていました。

 

 

 

 

おばあちゃんの考えは

とても偏っていて

我が娘のように

つまり

るおう君のお母さん

のように

ロシアのバレエダンサーに

させるためだけに

 

 

 

 

バレエを教え込んでいました。

 

 

 

 

おばあちゃんは

いつまでも

るおう君に娘を見ていて

 

 

 

 

るおう君は

おばあちゃんに認められるために

バレエをやってきたような

 

 

 

 

そんな13歳の少年でした

 

 

 

 

ずっとバレエをしてきて

幼稚園には行かず

小学校ではいじめられて

学校へは行かず

同年代の子達と関わることが

苦手で

バレエしかない

 

 

 

 

そんな子が

 

 

 

 

主人公の

『じゅんぺい』と出会い

じゅんぺいに引っ張られて

 

 

 

 

おばあちゃんに認められるために

バレエをしているのではなく

 

 

 

 

バレエをしているその時の自分が

それだけで

満たされていた

ということに気づいたんですね。

 

 

 

 

 

 

 

施設にいる

認知症のおばあちゃんのために

踊る『るおう君』

 

 

 

 

 

 

 

あー

あの時

僕は僕で満たされていた

 

我を忘れるほど・・・・

 

あなたが作ったこの体で・・・

 

 

 

 

 

 

見てよ

 

あなたの意に反し

いびつな僕を・・・

 

 

 

見てよ・・・

 

 

 

見て!

 

 

 

僕を!

 

 

 

見ろ!!!

 

 

 

 

 

ダンスを踊る映像と音楽が

心の中映し出すような演出がされていて

本当に美しく

心がギューーーっと掴まれました。

 

 

 

 

 

 

 

物語の中話ですが、

自分について考えるようになった40代の私

 

 

 

 

世間の常識や

あるべき姿

やるべきことに

忙殺されていて

 

 

 

 

自分というものがわからなくなっていた

なんのために生きているのか

わからなくなっていた

 

 

 

 

そんな私と重なる部分があって

 

 

 

 

心から満たされる時間を

自分自身で気づいた

『るおう君』に

とても共鳴したのです。

 

 

 

 

『じゅんぺい君』も

魅力的なキャラクターで

 

 

 

 

自分の中から湧き起こる感情に対して

一直線に行動にかえる

そんな様子を描いてくれています。

 

 

 

 

この作品は

バレエを通して

体の中から湧き起こる情熱を

真っ直ぐに表現しようとしている

40代の私が忘れ去った

心の奥底に眠っている光を

刺激する

素晴らしい作品でした。

 

 

 

 

どんな人でも

私でも

その原動力になる光を持っていて

 

 

 

 

その光を解き放ちたい

 

 

 

 

そう願うばかりです。

 

 

 

皆様も

輝けますように。

 

 

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。