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先日、書いた記事、

パーキンソン病の母が、娘(私)の家に一緒に住むようになったら、症状が劇的に改善した

その後の事を書きたいと思います。

 
と、言うのは、こちらのブログを読んで


 
そういえば、母もお薬が減ったことも、症状が良くなった一因だったなぁと思い出したからです。
 
母は、私の家に来て、2~3週間経った頃、体調を崩しました。
 
インフルエンザの予防接種を受けたこと、
それから、便秘になってしまって、夜中に寒いトイレに何時間も居たために風邪をひいてしまったからです。
 
近くの医院で診て頂いて、処方された薬を服用させました。
 
そしたら翌日、1日中、眠ってしまって、水も食事も食べない状態になってしまったんです。
 
母が一人で住んでいるときも、こういう症状は、何度かありました。
 
でも、風邪をひいたと呼び寄せられて私がそばに居る時だったり、
連絡がつかないから心配になって、救急車を呼んで、強行に家に入ってもらって、病院に運んで貰ったり(このときの様子は、こちら)して大事に至らなかったんです。
 
私は、悪性症候群 の一歩手前だったのではと思っています。
 
それでも、前の時は、1日で回復したので、今回も大丈夫かなと思っていました。
 
なのに、弟夫婦から、再三、入れ替わり立ち代わり電話が入って、連休になるから
 
すぐに救急車で病院に行ってほしいと要請されたんです。

 
前置きが長くなりましたが・・・
 
その時運ばれた病院の先生が
お薬を減らしてくれたんです。
 
母は、誤嚥性肺炎と診断されて、沢山の薬を飲むのが難しかったからです。
 
それまでは、
 
パーキンソンの薬を8種類、飲んでいたのですが
 
2種類に減りました
 
 
 
お薬が減って一番、変わったことは、
 
身体が真っ直ぐになりました
 
横に90度も曲がっていたんです。


3週間入院してたのですが、

退院の時に真っ直ぐになってて

驚きました。


いつ、真っ直ぐになったのか?

少しずつなのか?

入院中は、腰が痛いと言っていました。

それが、良かったのでしょうか?


 
それから、寝こまなくなりました
風邪をひかなくなって、熱中症にもならなくなって、何度か繰り返していた悪性症候群の一歩手前がなくなりました。食事もきちんと食べられるようになりました。減り続けていた体重が増えました。
 
それで、病気の進行がゆっくりになった気がします。
 
同じ病気で、老人ホームへの入所時期も同じくらいの方に、数日前にお会いしました。
 
その方は、母と同じように以前は歩行器で移動されていたのに、車いすになっていました。声を出して話することもできなくなっていました。
 
病気の進行は個人差が大きいと思うので、一概にお薬のせいだけじゃないと思いますが、その方に久しぶりにお会いして、母の病気があまり進行していないことに気がつきました。お薬を減らした効果かもしれないと、そんな気がしました。


なのに・・・なのに・・・

母のようになりたいとその方のご家族が言って下さって

「どんなお薬飲んでるんですか?」と尋ねられて、お答えすると、

その方が飲んでいないお薬にばかり注目されます。メモを取ってらっしゃいました。

薬を減らすことより、増やすことにどうしてもなりがちです!!
 
私も母の薬を減らされてしまった時は、本当に本当に心配でした。

でも、場合によっては、お薬を減らすことによって、症状がいい方向に行く事もあると言うことをお伝えしたいと思いました。

今、母が服用しているお薬は



酸化マグネシウムは、便秘改善のお薬、
トプシムローションは、かゆみ止めの塗り薬です。

最近、ニュープロパッチと言う貼り薬が増えて4種類になりましたが、それまで3種類でした。

あの時は、本当に不安だったのですが、
今では、お薬を減らして下さった先生にとてもとても感謝しています!