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最近、今年の春の薬剤師国家試験の大学別合格者数を見る機会がありました。

第101 回薬剤師国家試験 大学別合格者数 厚生労働省




大学別ランキングは、いろいろありますが、こちらが参考になります。



随分前になりますが、身内が薬学部を受験するとき

それから、受験した後、幾つかの大学から合格通知を頂いた時、

どこの大学を選んだらいいのか悩みました。

結局、何を基準に選んだらいいのか分からなくて

勘のような物で選んでしまいました。



もし、私のように悩んでいる方がいたら

参考になったらと書くことにしました。


大学を選ぶ時、国家試験の合格率だけで選ぶ訳ではないのですが

やっぱり気になる点です。

なのに、このランキングがかなり分かり難いというか、間違った見方をしやすいです。

合格率だけを鵜呑みに出来ないんです。


当時は分からなかったのですが、

合格率だけじゃなく、受験者数と、今なら6年前、入学時の入学者数を比較するといいです。ほぼ同じ数なら問題ありません。

あまり良くない大学では、合格出来そうな学生しか受験させないと言う事があるそうです。大学の合格率を高くするために国家試験を受けさせて貰えないなんて、ひどい話ですムキー

6年前の入学者数あるいは、募集人数と、新卒者の国家試験の合格者数を比べてみる事、大事です!!


それから、表の右側の既卒者の志願者数も大事です。

この人数が多い大学は、新卒時に合格出来ない学生が多い大学だと言う事です。

それと共に、前年度、不合格でも諦めないで次年度以降にちゃんと受験する人数が多い大学だとも分かります。その合格率や人数も分かります。

同じ偏差値の大学でも、この数に違いがあったりします。

例えば、星薬科大学と北里大学や東邦大学では、偏差値は、あまり変わらないのに、この数字には、わりと大きな違いがあります。

また、大学によっては、国家試験に合格出来そうもない学生を卒業させないこともあるようです。

入学者数と新卒の出願者数の違いや入学者数と5年次進学者数の違いや進学率で、推測することが出来ます。
http://www3.plala.or.jp/atropine/sin100goukaku.html





私立大学の場合、授業料が高額なので、6年以上は、できれば払いたくないです。


当時、このくらい詳しく国家試験合格率を読み解いて

大学選びが出来ていたら、良かったですショボーン

でも、まあ、国家試験の合格率が高い大学でも不合格になる場合もあるし

反対にどんなに合格率の低い大学でも合格できることもあるので

結局は、本人次第です。

でも、どうしたらいいか、当時、本当に悩んだので

今なら分かるなあと頭に浮かんだ事を書いてみました。