タロットリーディングは、

自己探求や他者へのアドバイスのツールとして

多くの人々に利用されています。


けれど、

リーディングを行う際には

倫理的な配慮が不可欠だと私は思います。


タロットリーダーとしての責任を持ちながら、

他人のためにリーディングを行うためには、

どのような倫理観をもったらよいのか、

考えてみたいと思います。




まずは、プライバシーの尊重。


相談者さんの個人情報を守ることが大事です。

タロットリーディングの中で知り得た

相談者さんの個人情報やプライベートな内容は、

第三者に漏らしてはダメです。


プライバシーの保護は信頼関係の基礎です。

相談者さんの秘密を守ることで、

安心してリーディングを受けてもらえます。



次に、無断で他人について占わないということ。


他人の許可なく、

その人についてリーディングを行うことは避けるべきだと、

私は考えています。


例え家族や友人であっても、

本人の同意なしに

その人に関するリーディングをするのは

問題があると思うからです。



3つめは、

相談者さんの自主性を尊重する依存を防ぐこと。


タロットリーディングは

あくまでアドバイスの一つであって

絶対的な指示を出すものではありません。


相談者さんが

タロットに過度に依存しないように注意します。

その人自身の判断や行動の重要性を強調しましょう。

自己決定権を尊重するリーディング結果を

押し付けるのではなく、

相談者さんが自分で考えて

決定できるようなサポートを心がけます。


リーディングは相談者さんの視点を広げ、

選択肢を増やすためのツールであると

思っています。



4つめは、自分の限界を認識するということ。


相談者さんを占う中で、

プロフェッショナルの助けを勧めるケースが、

出てくるかもしれません。


相談内容が

健康や法律、精神的な問題に関わる場合、

専門家の助けを求めるように勧めることも重要です。



5つめ。

謙虚な姿勢を持つ。


リーディング結果は一つの可能性であり、

相談者さんの自由意志が

最も重要だと思います。



6つめ。

私は、ポジティブな影響を与えられるように

意識しています。


リーディングの結果が

ネガティブなものであっても、

建設的なアドバイスを提供することを

心がけています。


例えば、困難な状況に対する対策や

ポジティブな側面を見つける手助けをすることが大切です。

相談者さんが不安や恐れを感じている場合は

その感情に寄り添い、

安心感を提供することが重要です。


タロットリーダーは、

相談者さんの感情を理解し、

サポートする存在であると思います。



最後の7つめは、継続的な学びについて。


タロットに関することだけでなく、

倫理的なガイドラインを知ることも含めて、

継続的に学ぶ姿勢は大切だと思います。


私は、記憶することが苦手で、

「覚えても覚えても、覚えられない」

という段階が長くありました。


でも、そこから一歩出ることができて、

今、ようやく

吸収できるようになりつつあります。


例えば、YouTubeの動画を見たときに、

以前だったら

ほとんど頭に残りませんでした。


けれど、今は、

多少の下地ができたこともあるのか、

スッと入ってくることが増えたと

実感しています。


本についても、

読むことを途中で(しかも早い段階で)

諦めたものが何冊もありますが、

ようやく

読み進めることができるようになりました。


タロットについてだけでなく、

必要だと思ったものを学ぶことで、

リーディングスキルが

上がっていくと感じています。



ここまでお読み頂き

ありがとうございました。