7月1日 北岳2日目 | さるのこしかけ

さるのこしかけ

ぼちぼち山に登ったりしてます

多分20時半には寝てたので、朝は3時過ぎには目が覚めた(風もすごかった)


4時半が日の出の時刻


部屋で朝ごはん食べながら日の出を待つ




お天気はいいようやけど、ガスがある




一旦は外に出てみたけど、また小屋に入った さぶい




この時は北岳にもガスはなかった



八本歯のコル?付近からご来光が見えた


残念ながら富士山はまったく見えんかった




間ノ岳方面は快晴


けど北岳はガスってました


もうまったくこの時は間ノ岳に行く気はなくなってました


頑張って間ノ岳まで行ってもガスった北岳を見てもねとか・・・


それに2日の16時半までに土佐山田まで帰っちょかんといかん事情があったので、少し急いでもいました


やっぱりね、いつもよりハードな山旅で、そんなに体力もないくせに欲張るのはよくないです


でも、今、少し後悔している・・・



北岳山荘から北岳山頂へ八本歯のコル方面へトラバース道を通って向かいます


この道にキタダケソウが咲いてるらしい


「満開です!」って山荘の兄ちゃんが教えてくれた、やった!




お世話になった北岳山荘を振り返る


この山荘のスタッフは若い男ばっかり


それもみんな親切!




これは・・・ハクサンイチゲの緑色?そんなんある?




キタダケソウが見え始めました



よくキタダケソウと間ノ岳の写真みるよね


でもどうしてもキタダケソウがいい具合に間ノ岳と撮れるポイントが探せんかった


これはハクサンイチゲです




きちんと通れるようにしてくれてあります




うまいこと道をつけてくれています






キタダケソウは予想以上に大群生です


ハクサンイチゲもたくさん咲いてます



キタダケソウのアップです


かわいいでしょう


ハクサンイチゲがアルプスの高山植物では一番好きと思いよったけど、キタダケソウ、かなり!かわいらしいです


気品があります


ここにしか咲かない花、です


憧れのキタダケソウに会えてかなり興奮しました





この道が画像でみるかぎり、一番不安やったけど、全然怖くなかった


今振り返ってみると、こんなとこ歩いたんか、と今の方が怖いぐらいです




だいぶ、かなりキタダケソウ楽しめるルートでした


この頃から肩の小屋に泊まったらしき登山者がちらちらやってくる


キタダケソウはどこに咲いてますか?と


そこにいっぱい咲いてます、と教えてあげる


やっぱ一瞬ハクサンイチゲと見分けがつかんみたい



キタダケソウもまばらになって、山頂へ向けて急斜面を登って行く


こんなに頑張って登れるのは石立山と三嶺に登ったおかげだと思います






昨日はガスの中だった道を登って行く




2回目の北岳山頂です!




ぐんまちゃんを三角点に載せて記念撮影してる男がいた


ちっ、いつものふなっしーのパペット持ってきてない


あ、しんじょうくんのタオルある!って、しんじょう君タオル撮ってみました


これは高知(須崎)のキャラなので、高知県民が北岳登頂した証しです(?)




左に仙丈ヶ岳、前方に甲斐駒ヶ岳を見ながら下山


今思えば、この時は間ノ岳から北岳が見えてたんだろうな、あ~!せめて中白峰まで行けば良かった~と後悔です




肩の小屋


布団干してます


ここも若いスタッフが多い


楽しそうに布団干してたのが印象的です


北岳限定靴下など自分へのお土産買います(バッチは北岳山荘でゲット)




北岳よ、さようなら~


真ん中の緑はバックフォー(なにか工事してた、どうやって山の上まで運んだの?)




小太郎尾根



だんだんガスってきました




またキバナノコマノツメを撮影




白根御池小屋まで帰ってきました


ここで、遭難者の情報を釘づけで見る


ほんとにそういう行方不明の人っているんやね


何年も前に登った人が、まったく手がかりがないんやって



白根御池小屋から下山中もたくさんの登山者が登ってきます


おかんが「キタダケソウ満開でしたよ」なんて話かけてた


最初、ハクサンイチゲと見分けつかんかったくせしてさ


うれしそうに歓声が上がってた




広河原のクリンソウ





長いようで短い山旅もこれにて終了です




すっかり北岳はガスに覆われていました


山荘を5時に出発して13時下山でした


バスと乗合タクシーが芦安までの交通手段ですが、次の便は14時なのでプラプラ広河原のインフォメーションセンターなど見学したりして過ごしました


そして乗合タクシーに乗って芦安へ帰り、できるかぎり帰っておこうと駒ヶ根まで行きました


ホテルは少々高くてもルートインが好きなので、ルートイン駒ヶ根に泊まりました


そして翌日、無事高知に戻りました



今考えても、間ノ岳に行かんかったことは後悔してますが、自分らの体力と相談すると今回の行程だとあきらめて良かったとも思います


予定したルートに残雪が多かったこともあったり、梅雨やし、思い通りにはいかんかったです


しかし、日本で2番目に高い北岳に登れたこと、キタダケソウを堪能できたこと、標高差1700mをバテもせず登れたこと、大満足と言える山旅でした!


しんどいけど、わりと登りやすい山なんではないかな、という印象です


いずれ、季節を変えて(秋がええかな)、今度は白峰三山を縦走するのが新たな目標になりました



そして次は秋の遠征に向けて、また四国の山歩きを地道に頑張って行きたいと思います