秋が来るとまずは石鎚山の紅葉が気になります
しかしこの時期の石鎚山はものすごい人出で、古今東西、老若男女でごった返す、まるでお祭り騒ぎや
人口数千人の過疎の町で育った私はどうも人混みが苦手です
得手勝手のこらえしょうのないいられな性分なもんで、なんとか人混みを避けて石鎚山を楽しめるルートはないか一生懸命、地図とにらめっこして考えた
土小屋で車中泊して東稜を数年前にやったけど、そうだ、面河はどうで!
愛大小屋へ泊まってみたい!
そして早起きして天狗岳へ行こう!
そうだそうだ、そうしよう!
朝は5時半に起きるつもりがよう起きんかって、お母さんが起こしに来たのが6時20分
自宅を7時半に出発し登山開始が10時40分
初めての面河コースは少し不安です
愛大小屋に泊まる人はそうおらんとは先週ザックを買いに行ったお店の人が言うてたが、わかりにくい道があるとかGPSを持っちょったら大丈夫とか言われた
ネットでも調べてみたけど登山道が崩壊してるとこもあるみたい
私はえいけどお母ちゃんがおっちょこちょいやきね
よくわからないのであんまり何度も通りたくないから、下山は土小屋へ下りることにした
最初は遊歩道でウォーミングアップには最適な道
今回は2人ともザックの重量は11kgでした
私はなぜか最近元気で、これっぱあならいける感じです
やっぱおにゅうのザックがえいんかな
ここから本格的登山道へ入る
登山届を書こうと思ったけど、結構詳しく書かんといかんかって、めんどくなって途中でやめた
紙を無駄にしてすいません・・・
紅葉はまだまだの道
面河ルートは結構急な斜面の連続で、紅葉もないし展望もないし、うーん、もうこの先5年ぐらいは登らんでえいね、と思いました
距離も日帰りにしては長いし、これが土小屋ルートや表参道より人気がないわけだと思いました
静かに石鎚の山歩きを楽しみたい玄人向きなコースなんかな
写真も特に撮りたいポイントがなかったです
が、しかし、このルート最大の魅力が進んで行くとありました
石鎚山やー!
この角度!
うわ~、石鎚山!かっこよすぎ!
きゃー、素敵!
私は石鎚スカイラインも通ったことなかったし、この角度の石鎚山を眺めるのは初めてです!
もちろん人が撮った写真は見たことがあったけどさ
この石鎚山を自分の目で見た時、本当に面河ルートを選んで良かったと心から思いました
頂上山荘も良く見えています
新しい私のザック、山の中でも映えてるでしょ♪
あら~、またぜんぜん違う石鎚山に会えた
これが「裏石鎚」ですね
赤が足りーん
水場でお水も調達
愛大小屋までの最後の水場にはホースで加工された水場もありました
本日の目的地の愛大小屋が見えました
ガッツポーズでイエイイエイ、イエーイ!という感じでした
この時、15時29分です
結構長かった~
愛大小屋です
何名かいましたけど、中も覗かせてもらいました
すれ違った登山者に愛大小屋に泊まると言ったらバーベキュー食べらせてもらいって言われた
え~、泊まる人おるがや~(残念)って思いました
泊まる人に一緒にって言ってもらえたけど、多分男性が8人ぐらいいたけど、数名はテントで寝るらしかったけど、やっぱり男の人と寝るのはイビキが気になるし、気も使わすだろうし、もし団体がいて肩身の狭い思いをするのが嫌だったので、そういう時のため、念のために担いできたテントで寝ることにしました
あ~、畳の上で寝たかったです
石鎚山をバックに、最高のロケーションでおうち建てました
テント場は2ヶ所あったけど、できたら右にと言われたけど、左の方が石鎚山をさえぎる物なく見ることができたので左に貼りました
早いもん勝ちです
すいません、えへへ
だって、こんなとこで泊まることはそうないんだもの
晩ごはんは質素にカップラーメンです
小屋では豪勢な食事を食べてるんだろうな
夕方からものすごい荒れ狂うような天気で風が凄かったです
石鎚山を何度見ても頂上にはガスがかかってました
担いできたビール3本を私が2本、お母さんが1本飲んで、氷も持ってきたので普段は飲まないウイスキーをちびちびやってましたが、19時頃には寝るつもりもなかったけど横になったら寝てました
それから詳しく書いていいかわからないので書きませんが、寝てたのに起こされるハプニングもあって目が覚めて、それからまたちびちびとウイスキーを飲んで、21時には寝ましたが、風が強いので何度も目が覚め、テントのチャックの部分に生地を挟み込んでチャックがしまらなくなり、思いっきりやったらテントが破けたり、朝やと思って起きたら0時過ぎだったり、それからなかなか眠れない夜を過ごしました
そのうち風はおさまってて、暗闇の中に石鎚山のシルエットも見え、満点の星空が超きれいでした