愛知県立芸術大学同窓会東日本支部演奏会、A.famコンサートvol15は、いよいよ今週末の5月25日土曜日ですルンルン

杜のホールはしもとで歌うのは初めて音符とても良い響きという評判のホールなので楽しみですニコニコ


さて、今回は中田喜直の代表作『六つの子供の歌』を全曲歌います。昨年9月から引き続き中田喜直は生誕100年。私もこの記念の年にコンサートで歌いたいと考えていました。今回の演奏会で実現でき喜んでおります💞

以前、横浜市歴史博物館でコンサートを企画した時に、解説を書いたものをこちらに載せます。

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『六つの子供の歌』中田喜直作曲

1 うばぐるま     (西條八十)

2 烏         (小川未明)

3 風の子供      (竹久夢二)

4 たあんきぽーんき  (山村暮鳥)

5 ねむの木      (野口雨情)

6 おやすみ      (三木露風)

1947年の作品。戦後、日本が復興していく中で、中田喜直自身も戦争中の抑圧から解かれていた。ピアノを前に自らの音を模索していたある日、彼の心には音楽的霊感が溢れ出し、数々の詩から代表作が次々と生まれていった。1947年は中田喜直にとって歌曲の年と言われている。子供の頃から大事にし、戦地にも持って行った一冊の詩集、西條八十編【日本童謡集・上級用】より六つの詩が選ばれ、子供を歌った大人の歌曲『六つの子供の歌』が完成。様々な風景や情景が絵のように描かれている。六つの歌曲は緩急緩急緩急といった流れで作られ、それまで日本の歌曲になかった速くてリズミカルな音楽を入れて作曲された。

(2022年11月3日 横浜市歴史博物館 【ちいさい秋みつけた】〜横浜ゆかりの作曲家中田喜直生誕100年に向けて〜より。解説:宮地里実)

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六つの詩はそれぞれが叙情的で美しいです。
奥様の中田幸子先生も仰ってましたが、中田喜直は良い詩でなければ歌を書かなかったそうです。詩の言葉の抑揚に忠実なメロディーと、
当時中田喜直はフランス音楽、フォーレやドビュッシーやサティなどの影響も受けており、ハーモニーの色彩の移り変わりで情景が描かれています。

よろしければ是非お越し下さい🥰
チケットのご予約、コメント欄やメッセージで承ります。お待ちしております。





先週土曜日はこのコンサートでお世話になっているピアニストの森友希子さんのご自宅い伺い最終合わせでした虹
森さんがご自宅の近くの緑豊かな絶景をご案内下さって、とても嬉しかったです霧霧
美味しいお茶も頂いてゆっくり大学時代のお話を。愛知県立芸術大学は遠いのでもう20年くらい行っていませんが、同窓生に会えるのは幸せですピンク薔薇


昨日は大学の恩師、林安喜子先生とも久しぶりにお電話でお話しました。
声に妥協しなかった先生に、そして今も愛情いっぱいの先生にとても感謝しておりますおねがい