三連休、いかがお過ごしでしたか?
いや〜、暑かったですね💦

病院のリハビリフロアにある鍼灸室での週1回の鍼灸治療も、残すところあと1回。

5月からスタートした、計14回の治療ももうすぐ終わりです。

術部の痛みがなかなか改善されない私に、
緩和医療科の先生が
『鍼灸治療、受けてみる?』
と提案して下さった時、正直、驚きました。

リンパ郭清しているのに鍼なんて打っていいの⁉️

リンパ浮腫にならないために、鍼灸などは避けた方が無難と聞いていたけれど…

❓❓❓ 本当に大丈夫⁉️

動揺している私に、先生はニッコリと
『大丈夫ですよ😊』
と、予約を入れてくれたのでした。

治療に使われている鍼は、0.16mmという非常に細いものを使用しています。
一般の鍼灸院などで使用されている中国鍼よりも細い鍼です。

痛みのあるところ、筋肉が硬くなっているところ、身体の経穴(ツボ)にその細い鍼を円形の筒を用いて刺入します。
基本的に痛みはありません。

併せて、お灸をして患部を温め、熱刺激を与えています。こちらもあまり熱いと感じることはありません。

鍼灸治療を行うことにより、血行が促進され、硬く収縮した筋肉が少しずつ緩むようになってきました。
 
筋肉が硬く収縮することにより、引き攣れた痛みを引き起こしていましたが、改善する効果が期待されます。

実際に私の場合は、治療を受けた直後は痛みが楽になった気がします。
(残念ながら、すぐに戻ってしまうのですが)

なかなかすぐに結果が出るというわけではありませんが、根気強く治療を続ければ、改善の余地はあるのではないかと思います。

鍼灸師の先生は、治療を受けることも大切だけれど、自分自身の身体と向き合い、自分で手当て出来る範囲のことは自分自身でも行えるようになって欲しいというポリシーのもと、自分で出来る方法を色々とアドバイス下さいます。

まずは、呼吸法。
痛みを感じる時は、深くゆっくりと呼吸をする。
呼吸を意識することはとても大事なこと。

刺さない鍼(てい鍼)を使ってみる。
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てい鍼を痛みを感じる場所にそっと当てて、
『フ〜っっ』と深く息を吐く。
(あくまでも優しく、決してグリグリと押し込まない)

家庭でもできるお灸を利用する
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せんねん灸
シール式になっていて、火をつけたらピタっと貼ることが出来る
(あまり熱く感じないので、同じ箇所に何度も貼ってしまうと低温火傷になる場合があるので、注意が必要。)

ホットパック
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中身は米ぬか。電子レンジで約2分温め、痛みのある場所を温める。

元々ひどい肩コリにも悩まされていたので、お灸やホットパックは肩コリの手当てにも利用出来るので助かっています。

痛い時や疲れている時は、呼吸も浅くなりがちなので、意識して深呼吸をするようにしています。

深呼吸は、リラックス効果があり、免疫力がアップしたり、安眠効果もあると言われています。



週1回の治療では、その週にあった出来事を先生にお話しして、自分の気持ちや行動を振り返り、自分自身の気持ちを整理しています。
鍼灸治療を受けながら、心理カウンセリングを受けているような感じ…
先生とのおしゃべりはとても楽しくて、あと1回で終わってしまうのかと思うと、本当に寂しい😞