4月1日(土)は、東京オペラシティコンサートホールに『がん患者さんが歌う春の第九』を聴きに行きました。

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外はあいにくの冷たい雨でしたが、

ホールは、ライトを浴びて壇上に立つ、歌い手さんたちの晴れやかな歌声とともに、熱気に包まれていました。

昨年の6月より、毎週月曜日、各2時間の練習を経ての大舞台。

全45回の練習の集大成。

これって並大抵のことじゃありません。

しかも、約150名の団員のほとんどが癌サバイバーの方々。

舞台上のその力強い歌声を聴く限りでは、とても癌患者さんのものとは思えませんでした。

歌う喜び、生きる喜びがその歌声に溢れていました。  

癌を罹患したから、闘病中だから、出来ること・やりたいことにブレーキをかける必要はないんだと…

その思いは、観客席の隅々まで届いたと思います。

元気を…勇気を…いただきました。

私も機会があれば、何か挑戦してみたいと思いました。

第九といえば年末の風物詩というイメージですが、春に聴く第九もなかなか素敵なものだと思いました。