門を開ければ落葉多し

 

 

禅語の意味は

夜が明けて門を開くと、一面に葉が落ちていた。 

からりとすべてを捨て去った境涯である。

 

大燈国師語録にある禅語

雨を聴いて寒更徹 門を開けば落葉深し

 

お軸は多しとなっていますけれど

語録は 深しです

 

雨が降りしきる寒い夜更けが過ぎて、朝を迎え、門を開けると辺り一面に葉が落ちている。

夜の暴風が 朝の静寂 雨だと思っていたのが 落葉の音で

どんなに騒がしくても ちゃんと 静かな朝がやって来る

 

その置かれた状況を明らかにして、

しなやかな心で今を受け止めるという事なのでしょうか

 

 

山法師の照葉と侘助

上の葉2枚は落としても良いかも

 

 

はじめはこれくらい葉がついていました

 

今咲いている椿は

西王母と楼蘭 乗連の春 みんなピンク

白は侘助だけ

赤はまだ咲いてくれません