今回の目的はただ一つ 龍光院さんの窯変天目

今日で展示が終わります

 

 

国宝 喜左衛門は不昧さんの所持だったので

何度も松江に来ています

 

 

昔はここで展示

大昔の国宝展はこちらでした

 

 

今は 新しい建物ができて

 

 

入ったときは明るくて

 

 

出てきたら 暗くなってました

2時間半ぐらいいたのかな ?

 

 

 

遠くに 京都タワーの夜景が

 

 

重たいけれど お決まりの図録

今回は 苗にお餅に 重たいものばかり

 

 

 

 

龍光院さんの窯変天目 

図録の写真を写したので お茶碗が歪んでしまいました

本当は 端正な形です

 

番号順になかったので心配で 2階の展示室で思わず聞いてしまいました

そしたら一階の二室だと

 

 

図録の写真がいまいち 本物はもっとキラキラしていました

 

中の粒粒が蛍のような 星のような 丸い光が見る角度でキラキラします

国宝三碗の中で 一番地味なような気がしますが

門外不出の 茶碗の背負っている歴史がはるかかなたの世界に

見るものを引き込んでゆく 

お茶碗の中に見る世界観というか 宇宙があるみたいな

 

これはオタクのつぶやきですけれど

 

藤田の下から上に湧き上がってくるような煌めき

 

一番華やかなのが きらめきの大きい静嘉堂

 

何故 こんなものができるのか

引き込まれるような この輝き 不思議なお茶碗です

 

今回 この1碗だけで 大満足 

行ったり来たり あと帰りしながら30分ぐらい見たかな

 

いつも 図録の袋代25円払うので 持っていこうと思いながら忘れて

帰ってからリュックの中に入れておきました

 

龍光院さんの神秘性が余計な想像を掻き立てるというか

門外不出 非公開 300年門を閉ざしたまま とか

関係の方は 出入りされますけれど 一般人は無理

 

国宝の茶室 密庵 ほとんど写真もなし

私の手元に 寸松庵旧蔵のお道具が来て

それで 調べて 色々なことが分かりました

寸松庵は、秀吉・家康に仕えた武将の佐久間真勝が大徳寺の塔頭・龍光院の南隅に

建てた茶室で 後に手狭になり 今の紫野高校のある場所あたりに移されています。

仮名習字でよく出る 寸松庵色紙は

彼が堺の南宗寺の襖に張られていたのを

沢山手にしたことから 茶室の名前の寸松庵が呼び名になったとか

 

色々調べていると 数珠つながりで いろんなことが出てきます。

果てなき世界ですね