ブログ更新が遅れましたが、8月12日、日曜日のミュージカル「ナイツ・テイル」を観劇して参りました。
ナイツ・テイル、とても面白かったです。
全ての演者が得意な分野で自らの才能を発揮して見応えがあって、お芝居も歌もダンスも殺陣も、息つく暇なくグイグイ惹き込まれて、あっという間の3時間でした。
シェイクスピア原作だから小難しいかと思ったら、脚本もユーモアたっぷりで、客席から笑いが起こることしばしば。
そんなに堅苦しいお話ではなかったよ。
光一くん、井上芳雄くんとは身長差があるのに、ステージに立つ堂々とした姿は立派で大きく見えて、その優美な佇まいや所作、華麗なダンスで観る人を惹き付けるのは、さすがのスター性。
ファンの贔屓目ではなく、一際キラキラ輝いて見えました。
そして、芳雄くん初め、皆さん歌が素晴らしくて、生演奏と相まって、ソロもアンサンブルも、歌声に何度もゾクゾクしちゃった。
井上芳雄くんのミュージカル、機会があったら、また他のも観てみたいな。
W主演で今後の興行を見据えたwin-winを狙う東宝の策略にまんまとハマるw
強いて言えば、ソロ歌唱で独特な光一節が耳についたり(これは正しいミュージカル歌唱を勉強した方が良いと思う)、馬の乗り方下手くそか!というツッコミどころもあったけれど、
衣装も良かったし、アーサイトとパラモンの掛け合いは楽しいし、アーサイトとエミーリアが寄り添う姿には惚れ惚れ~♡
ほんと絵になる二人で素敵でした(*˘︶˘*)
これこれ!光一くんのこういうのが見たかった!!が随所に散りばめられていて、個人的には外部の舞台が実現して本当に良かったよ。
今回、2人の貴公子は長髪の役作りで、光一くんはカツラではなく襟足に付け毛をしているのかな。
鍛えているから筋肉質なはずなのに、衣装を着てしまうとしなやかで細くて、暗がりの中登場する「アーサイト来た!」と思ったら、何度も女性の役者さんだった、というミス多発。
アーサイトが上着を着る場面で、上着に入り込んだ後ろ髪を手の甲を使って、ふわぁさーっと出したのが、何とも美しい絵でした。
「薔薇と太陽」のシャルドネに勝るとも劣らないワンシーンでしたよ。
ちなみに、井上芳雄くんは上着に後ろ髪入り込んだまま。男らしいw
しかし、最初のポスターの裸は何だったの?というくらい裸のシーンなんてなかったなぁ…( ˘-з-)
アンコールの拍手の中捌ける主演ふたりが、背中をポンポン叩き合っている姿は微笑ましかったし、拍手を送り合うカンパニーも良い雰囲気で、良いもの見たなぁ、と帰途に着いて翌朝、そういえば夕飯食べるの忘れていたわ…と気がついたくらい、胸がいっぱいだった模様(^ω^;)
ふつうにとても面白かったから、機会があれば、今度は家族や友達を誘って、また観に行きたいな。
ぶっちゃけSHOCKより良いよ。
下記、オペラ歌手・ボイストレーナーの古澤利人(ふるさわりひと)さんによる「ナイツ・テイル」の感想が同業者目線で興味深かったです。
ミュージカル 「ナイツ・テイル」観劇「ナイツ・テイル」帝劇公演は中日の折り返しを超えて、帝劇、大阪梅田と、きっと公演が進むにつれ、より良いものになる期待しかありません。
今後観に行かれる方は、ぜひ楽しい一時を。