この雨で、桜もだいぶ散ってしまったよう。
恐竜や宇宙に興味を示しだした息子。
長女も、人体や宇宙、動物の不思議といった本が好きで、科学館のサイエンスショーのようなものも好きです。
だったら、博物館も楽しめるかと思い、行ってきました。
今、上野にある国立科学博物館では、恐竜博2016が開催されています。
調べたところ、国立科学博物館の常設展示にも恐竜の復元骨格が多数あるそうで、低学年の子と幼児だし、特別展にわざわざ高い入場料を払わなくても良いか、と思い、常設展だけを見てきました。
高校生以下、無料というのも、博物館という特性上、なるほどな、と思います。
国立科学博物館には、以前にも恐竜博に甥っ子を連れて行ったことがありますが、常設展の記憶がなく…
ということは、大して見ていないのかも。
ここは、日本館と地球館の二つの棟に別れていて、日本館では主に人類の進化、日本で見つかった恐竜やアンモナイトの化石、ミイラ、昆虫や哺乳類、鳥類の剥製、零戦等が展示されています。
シアター36○という、全面プラネタリウムのような球体に入って、上映される、宇宙の誕生から人類の進化が面白かったです。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/theater360/index.html
日本館には、「映画ドラえもん のび太の恐竜」に登場するピー助という愛称のフタバスズキリュウ(首長竜)の骨格が頭上に吊り下げられ、その解説もありました。
また、忠犬ハチ公と南極物語のジロの剥製が展示されています。
地球館では、日本内外を問わず、恐竜や大昔の哺乳類の化石や、復元骨格、哺乳類の剥製、骨格、科学や物理の実験装置、宇宙についての展示などがありました。
地球館3階には、「コンパス」という名前の4~6歳児を対象にした体験型キッズスペースがあります。
http://www.kahaku.go.jp/learning/compass/index.php
遊びながら、展示物を身近に感じて欲しいという主旨のもと、作られたそうです。

こちらは、本物のホッキョクグマの剥製です。大っきい!!
45分の時間交替を設けた定員制で、地球館入り口で整理券を取って、時間になったら、入場できます。
縦横につながったスペースを探検しながら遊べて、ワークショップがあったり、図書コーナーもあって、45分があっという間でした。
家が近かったら、雨の日に遊びに来るのにちょうど良いんだろうな。
展示物の見せ方もそうだし、子どもが遊べるスペースがあったりして、今時は、博物館もずいぶん進化しているんだな、と驚きました。
私のような子ども連れで知識の浅い人から、学術的に貴重なものも展示されているそうなので、自然科学分野でより専門的に追求しているような人にまで興味深い場所なんだろうと思います。
とにかく展示物が多くて、立ち止まって、解説を読んだり、音声ガイドに耳を傾けていると、3~4時間あっという間に経ってしまうので、目的を決めて足を運ぶのが正解ですね。