ぼくらの勇気 未満都市 あらすじと感想 | キミという名の翼で

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KinKi Kids堂本剛くんファンです。
アンチはお断り。
KinKi Kids、堂本剛ソロ名義の活動について思ったことを中心に書いています。

TSUTAYAネットディスカスで借りている「夢のカリフォルニア」が、7話目まで来て、盤面のキズで読み取れず、画像も音声もひどくて飛ばして先に進もうかと思いつつ、ちょっと挫折気味。

こちらは、また後日記事にします。

全く逆のものが見たくなって、某動画サイトで未満都市を飛ばし飛ばし視聴。


『ぼくらの勇気 未満都市』(みまんシティー)

1997年10月から12月まで日本テレビの土曜9時枠で放送されたドラマ。
主演はKinKi Kids 堂本光一と堂本剛。
平均視聴率:16.8%
主題歌:KinKi Kids「愛されるより 愛したい」


以下、あらすじ

「臨海地区幕原で大地震があった」と言うニュースを聞き、ヤマト(光一)は友人キイチを探しに、タケル(剛)は災害ボランティアをしに自転車で向かうシーンからこのドラマは始まる。

ちなみに二人は全くの他人で、旅の途中で知り合い、目的地が同じことから同行することになる。

二人が「幕原」に着くと、ある特殊な細菌によって大人はみんな死んでしまい、子供たちだけが、必死で生き残る土地になっていると知る、と同時に、二人もその地に閉じ込められてしまう。

暴力と権力がはびこる幕原で、ヤマトとタケルは友情を結び、深め、仲間を増やしながら、幕原から脱出する・・・と言う話。

このドラマは、出演者の中に、既に芸能界を去った人もいるせいか、VHS化はされましたが、DVD化はされていない。
暴力的なシーンが多いのも原因かもしれない。

KinKi以外にも、当時ジャニーズJr.だった嵐の松潤や相葉くん、元Jr.の小原裕貴くん、今はもう芸能界を去った宝生舞、矢田亜希子も出ている。

細菌感染を取り上げたものでは、ダスティン・ホフマン主演「アウトブレイク」が思い浮かぶ。
篠原凉子の主演映画「アンフェア」でも取り上げていた。

原作なしの完全オリジナルだと思ったら、 大人しか発症しないウィルスなど、設定が漫画『チャイルド★プラネット』と酷似していると指摘されたため、作者である竹熊健太郎と永福一成の名が途中から「協力」としてクレジットされたそう。

未満都市の何が凄いって、セットを組んで、全編オールロケで撮影しているんだよね。

相当お金がかかっているはず。

出演者も、リアリティーを出すために、薄汚れた同じ服で、髪も切らずに伸ばしたり、したそう。

ちなみに、演出のひとりは、金田一少年も手掛けた堤幸彦さん。

このドラマ、隔離された子ども対政府(大人たち)との駆け引き、謎が徐々に明らかになっていくストーリー、漫才のようなヤマトとタケルの掛け合い、ヤマト、タケル、ユーリ、スズコの恋がどうなるのか、そして、仲間の死、見所満載のてんこ盛り。

テントで寝起きするヤマトとタケルが、一緒の寝袋で寝るシーンあったよね。

ヤマト「こっち来いよ。こうゆう時は抱き合って寝たら、あったかいって言うだろ。」

タケル「・・・」

ヤマト「俺、そっち行くか?」

タケル「やめて。やーめーて」

ヤマト「お前だって、寒がってるだろう?」

タケル「やめて。ほんま、やーめーて。やめ、言うとんじゃ、コラァ!!」

そして、翌朝。

二人仲良く寄り添って寝てる、っていうね(*^w^*)

それから、タケルがユーリが女だとわかって、意識し始めて、ユーリはヤマトのことが好きなんじゃないか、と問い詰めるシーン。

ユーリに対するタケルの想いが切ないし、情熱的なところが良いの(*≧∀≦*)

そして、残り少ない命のユーリを抱き締めて言うタケルのこのセリフ。

「俺やったら、アカンか? 俺がずっと…お前のそばにいるからさ。俺やったら、アカンか?」

せ、切ない!!(。>д<)

でも、キュンとなるんだ(*´ω`*)

タケルに肩を抱かれて膝枕で眠るユーリには、シリアスなシーンだけど、う、羨ましい~ ( *¯ ³¯*)♡ってなったわ。

KinKi Kidsが歌う主題歌「愛されるより愛したい」も、ドラマとマッチしていて、「硝子の少年」に続くセカンドシングルとして発売されるや、ドラマとの相乗効果もあって、ミリオンを達成しているんだから、もっと評価されても良いと思うんだけどね┐( ̄ヘ ̄)┌

テレビやコンサートでは、ショート版ではなく、せめてワンハーフは歌って欲しい ( ・ε・)

歌と言えば、ドラマの中で、タケルがギターを弾いて歌っていた曲、「風のない街」っていうんだね。

この曲は、KinKiのアルバムにも、シングルのカップリングとしても、どこにも収録されていないのかな?

ドラマで歌われただけ?
音源なしかぁ…○| ̄|_ガックシ

ところで、当時、このドラマを見た時、光一くんと剛くんの配役が逆じゃない?と思ったんだよね。

正義感溢れるリーダーで旦那的ヤマトと、 飄々としていて世話女房タイプで補佐的役割をする、頭脳派で現実主義者なタケル。

当時は、金田一をやっていたから、剛くんは正義感溢れる役のイメージが強かったし。

でも、今思えば、まんまKinKiの関係性だったりする不思議。

このドラマでは、二人の配役は、敢えて逆にしたようだけれど、大事な場面で主人公ヤマトがタケルの演技に食われてしまうから、ドラマ中盤から、タケルの人物設定を崩壊させて、タケルを軸に置き替えた印象があるんだよね (´・_・`)

タケルは、そんなこと言わないだろう、やらないだろう、が多々出てきて、そこが残念だった。

もう18年も前のドラマなんだねぇ。

昔のドラマは、面白かったなぁ( *˘ω˘ *)