君といた未来のために~I'll be back~ あらすじと感想 | キミという名の翼で

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『君といた未来のために ~I'll be back~』

1999年1月から3月まで土曜日21:00 - 21:54に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送された。
主演は堂本剛。



あらすじ
以下、Wikipediaより。

人生をやり直したいと思っていた大学生・堀上篤志(堂本剛)は1999年の12月31日の夜、2000年を迎えようとしたその瞬間、謎の流星群の襲来と共に心臓が止まり、気づけば1995年12月23日の時点に戻ってしまっていた。

不可思議な現象に戸惑いつつも人生をやり直すチャンスが得られたことに喜び、違う人生を歩みだす篤志。

しかし今度もまた2000年を迎える瞬間になると1995年12月23日に戻ってしまった。
そしてまたその次も…。

そうして同じ時間を繰り返し生きるうちに、室井蒔(仲間由紀恵)と黛裕介(佐野史郎)の二人も篤志と同じように2000年を迎えられずに人生を繰り返していることが判明、またこの中で時間を繰り返すリフレインプレイヤーの三人や周囲の人間の過去も徐々に明らかとなっていく。

この時間のリフレインから逃れるために篤志は2000年を迎えられる方法を探っていくが…。


以下、感想など。

「金田一少年の事件簿」「僕らの勇気未満都市」「青の時代」など、この頃の堂本剛主演ドラマはわりと見ていたのに、なぜか見逃していた作品。


VHS化はされているものの、DVD化はされていないため、レンタルできず、動画サイトより視聴しました。


時間を繰り返すという、ファンタジーなストーリーで、軸となる話は面白いけれど、とにかく、長い(-""-;)

出演者が、堂本剛、遠藤久美子、仲間由紀恵、佐野史郎、内藤剛志といった演技派な役者を揃え、その演技には引き込まれるのに、何故だか間延びした印象・・・脚本かなぁ。

2時間のスペシャルドラマで納めたら、テンポ良く見ることができたのではないか、と思う。

いや、世にも奇妙な物語、でありそうなストーリーだし、30分程度でも、まとめられるかもしれない。


時間を繰り返す中で、野心家な生き方、困難に立ち向かって周りの人とともに幸せになろうとする人生、無限に続くかのような繰り返しに疲れ、周りと関わらず、無為な時間を過ごす人生、繰り返しの人生から抜け出そうと模索する人生を過ごす。

そうした中で、主人公篤志が徐々に大人になっていく様子が描かれている。

剛くんが、それぞれの人生を過ごす篤志を見事に演じ分けているのが、さすがだな、と思ったし、内藤剛志さんとの親子関係は、物語が進むうちに、本当の親子のように見えてきた。

エンクミ(遠藤久美子)と、まだドラマ出始めの頃だと思われる仲間由紀恵の演技も良かった。

そして、佐野さん演じる黛は、いつ現れても、とにかく不気味だった。


途中、5話あたりでドラマが終わっても良いんじゃないかと思う。

6話以降、最終回の10話までは、主人公篤志の成長と、伏線となる演出の回収という感じ。


最後がなぁ・・・

サスペンスドラマで、犯人が独白するのを聞かされる、しらけた感じというか。
やっぱり、これは脚本だろうなぁ。


最後に、剛くんの喜怒哀楽を表現した演技は、やっぱりすごかった




↑怒りを押さえた静かな演技からの、怒りの爆発↓




↑父親がはめられ、警察につかまって、悔し涙を堪えるシーン


↑またしても、友人を助けられずに、悔し涙を流すシーン


↑1度目も2度目の人生でも自殺してしまった親友を救えた時
このやわらかい笑顔にキュン(*´ω`*) 可愛いすぎだろー!( ´∀`)



↑立てこもり事件に巻き込まれて、銃を突き付けられるシーン↓




迷い、躊躇い

役者、堂本剛をシリアスなドラマでまた見たいなぁ(*´ω`*)