女らしい角度。 ミスコンの心理学
Ａ「ママぁ…。ボク、病院行きたくないよぉ」
Ｂ「ダメよ。行かないと病気、治せないでしょ？」
Ａ「だって…。看護婦さん、恐いし…。お注射だってニガテだもん…」
Ｂ「もう、いい加減にワガママ言わないの！」
Ａ「………」
Ｂ「あなた、医者でしょ！」
こんなショートコントを考えているだけで日が暮れた今日この頃、みなさまい
かがお過ごしでしょうか。
非常に切なくなりつつも、今夜もメルマガ・セクシー心理学の世界をお楽しみ下さい。
さて、今回は少しだけ募集を。
「お手伝い」をしてくれる秘書さん（男女問わず）を募集しております。
原稿の編集・カウンセリング・イラスト・サイト構築など、お手伝いいただけ
る方はぜひ！
詳しくはこちらから。
⇒ http://sinri.net/bosyu3.htm
心よりお待ちしております。
では、今夜もセクシー心理学の世界をお届けいたします。
◆ ミスコンの角度とは。
最近、「ミス・インターナショナル」の日本代表が決定したそうです。
・35人の候補者 ⇒ http://www.miss-international.org/prof.html
・優勝者 ⇒ http://www.miss-international.org/Japan/2007japan.html
優勝者さん。
あぁ。
確かに納得な人ではあります。
実際にこの方、ＷＥＢでも人気が一番だったようです。
しかし、この人の写真を見て、気がつくことはありませんでしょうか。
そう。
「画面こちらに向かって、左向き」なのです。
◎ ◎
<
▽
図解すると、こんな感じです。
あらためて、自分のアスキーアートの才能のなさを嘆きます。
この人に訴えられたらどうしよう。
ここで実際、35人の代表候補者の写真が「どっち向きか？」を数えてみると、
こんな感じになりました。
-----------------------------------
左向き 15人
右向き ８人
ほぼ正面 12人
-----------------------------------
左向きが大人気です。
また「ほぼ正面」の人も、さらに強引に右・左に分類しますと、
-----------------------------------
左向き 15＋８＝23人
右向き ８＋４＝12人
-----------------------------------
というように、左向きが右向きの２倍の人気になります。
ではなぜ、こんなに左向きの方が多いのでしょうか？
◆ 左右の違いの心理実験。
実はオランダの行動学者であるケートは、大勢の被験者に、
Ａ「右ほほを向けられた肖像画」と、
Ｂ「左ほほを向けられた肖像画」を見せました。
その結果、平均すると、
Ｂ「左ほほを向けられた肖像画」
の方が、ずっと「ソフトで優しい印象」を抱かせることが分かったのです。
逆に「右ほほを向けられた」場合は、「知性的でクールな人」という印象を与
えることが多くなりました。
そういえば、モナリザも左ほほを見せていますが、これも全体的にあたたかく
優しい印象がありますね。
では、あなたも一緒に実験してみましょう。
どっちの方がソフトな印象がありますか？
◎ ◎
>
▽
◎ ◎
<
▽
………。
どっちも変態な印象ですね。申し訳ありません。
何ら実験になりませんでしたが、ぜひ実際の写真などで見比べていただければ
幸いです。
◆ ミスコンの本能？
では、なぜこのような差が生まれるのでしょうか？ 答えはシンプルです。
脳は、右脳と左脳に分かれています。
右脳は感情、左脳は論理的な思考を司ると言います。
ここで脳から肉体への電気信号は、左右でクロスしています。
すなわち、右脳（感情）が支配するのは左側。
左脳（論理）が支配するのは、右側となります。
ですので、顔面の左側はどことなくソフトで優しくなり、また右側は少し理知
的でクールな印象になる、というわけです。
すなわちミスコンの出場者は、無意識に（もしくはどこかで聞いて）、自分の
顔の左側の方がソフトで優しそうなイメージになる、と知っているため、多く
が左ほほを向けて写真に写るのかもしれません。
逆に「理知的」なイメージを出したい人は、右ほほを見せているのかもしれま
せん。
ただ、彼女らのほとんどは「笑顔」です。
よってこの場合、なおさら「左ほほ」を見せた方が「優しいイメージ」が強ま
るのではないでしょうか。
正直、２位の人（２番の人）は微妙に笑顔がひきつったように感じますが、こ
の人が右ほほではなく左ほほを見せていたら、もう少し写りが自然だったかも、
と余計なことを思ったりします。
◆ あなたは左？ それとも右？
ですのであなたが女性で、「優しくてあたたかい」イメージを出したいのなら、
とにかく左ほほをカメラに向け、ニコッと微笑むこと。
プリクラなどでも同じですが、そのためにはカメラの方に向かって左側に位置
することです。
誰か
カメラ⇒ 誰か
あなた というような位置取りですね。
また「セルフ写メ」を取る場合は、左手でボタンを押した方がいいでしょう。
自分の左ほほが、自然な形でカメラに向くからです。
逆にあなたが、クールな印象を作りたいなら、右ほほを向けてキリッとすれば
いいでしょう。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 今回のまとめ。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
○ 優しくあたたかな印象を作りたければ、写真などで「左ほほ」を見せろ！
○ クールな印象なら、「右ほほ」を見せろ！
これこそがセクシーメソッド『ソフト・レフト』。
左を見せるだけで、柔らかな印象ができるものなんですよ。
◆ オマケ。
というわけで、ミスコンから左右差の心理学。
いかがでしたでしょうか。
ここからは完全な余談です。
全編にわたって余談みたいなメルマガですが、ここからは特に余談です。
今回は「右」と「左」でしたが、では「真正面」はどうなのでしょう。
実は今回、お話したように、顔には左右差があるため、「真正面」というのは、
そのゆがみが目立ちやすく、非常に危険です。
「パスポートや証明写真の写りがキライ！」
という人は多いですが、もしかしてそれが原因なのかもしれません。
ちなみに自分はそれを打破するべく、横を向いて写ってみたことがあります。
「この顔は使えません」と却下されました。
ポーズのことなのか、自分の顔そのものなのかは、いまだに分かりません。
非常に切なくなりつつも、今回はお開きにしたいと思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
（完）
そしてここまで遊びに来てくださっている方、本当にありがとうございました。
ひさびさのウラ話です。
さて、ここで「顔」ではなく「体の向き」で見てみますと。
全体的に、やはり体の左側をこちらに向ける人が多いように思えます。
まぁ、顔と同じ方向を向くのは当然、と説明することもできるのですが、それ
だけではないように思えます。
………。
もしかして、左側のバストの方が、自信があるんじゃないだろうか！？
だからこそ、カメラに向けるんじゃないだろうか！？
そういえば、女性は左のバストの方が発達する、と聞いたことがあります。
理由は、「人は右利きの方が多いから」ということだそうです。
この理由で「あぁ」とすぐに納得できた人はセクシー一級です。
「え？ どゆこと？」と思った人はノーマルです。
まぁ、分からない方は「男性は右利きの方が多いから」とお考え下さい。
あとはあなたのご想像にお任せします。
右を向けても左を向けても微妙な自分を隠せないことを痛感しつつ、ここまで
読んでくださって、本当にありがとうございました。
こんな自分でもお手伝いいただける方はこちらから。
⇒ http://sinri.net/bosyu3.htm
サイトはこちらです！
⇒ http://sinri.net/
●「あのときの声が、あなたを癒す。」⇒ http://sin-ri.cocolog-nifty.com/
●セクシー心理学ＧＯＬＤでは、
「自分の心を癒す一番の方法」を扱ってます。
過去のバックナンバープレゼントもありますので、ぜひぜひご覧くださいね。
⇒ http://sinri.net/gold.htm
●電車の中でもセクシーに！ 携帯サイトはこちら！
⇒ http://fp-japan.com/sx/
【書籍情報】
●「これは使える！ 心理テスト」（三笠書房）
⇒ http://sinri.net/book/new200706.htm
●「ダメな心によく効くクスリ」。
⇒ http://sinri.net/book/new200702.htm
●「相手の心を絶対に離さない心理術」 文庫版はこちら！
⇒ http://sinri.net/book/new0612.htm
●書籍情報はこちらから。
⇒ http://sinri.net/book/
Ｂ「ダメよ。行かないと病気、治せないでしょ？」
Ａ「だって…。看護婦さん、恐いし…。お注射だってニガテだもん…」
Ｂ「もう、いい加減にワガママ言わないの！」
Ａ「………」
Ｂ「あなた、医者でしょ！」
こんなショートコントを考えているだけで日が暮れた今日この頃、みなさまい
かがお過ごしでしょうか。
非常に切なくなりつつも、今夜もメルマガ・セクシー心理学の世界をお楽しみ下さい。
さて、今回は少しだけ募集を。
「お手伝い」をしてくれる秘書さん（男女問わず）を募集しております。
原稿の編集・カウンセリング・イラスト・サイト構築など、お手伝いいただけ
る方はぜひ！
詳しくはこちらから。
⇒ http://sinri.net/bosyu3.htm
心よりお待ちしております。
では、今夜もセクシー心理学の世界をお届けいたします。
◆ ミスコンの角度とは。
最近、「ミス・インターナショナル」の日本代表が決定したそうです。
・35人の候補者 ⇒ http://www.miss-international.org/prof.html
・優勝者 ⇒ http://www.miss-international.org/Japan/2007japan.html
優勝者さん。
あぁ。
確かに納得な人ではあります。
実際にこの方、ＷＥＢでも人気が一番だったようです。
しかし、この人の写真を見て、気がつくことはありませんでしょうか。
そう。
「画面こちらに向かって、左向き」なのです。
◎ ◎
<
▽
図解すると、こんな感じです。
あらためて、自分のアスキーアートの才能のなさを嘆きます。
この人に訴えられたらどうしよう。
ここで実際、35人の代表候補者の写真が「どっち向きか？」を数えてみると、
こんな感じになりました。
-----------------------------------
左向き 15人
右向き ８人
ほぼ正面 12人
-----------------------------------
左向きが大人気です。
また「ほぼ正面」の人も、さらに強引に右・左に分類しますと、
-----------------------------------
左向き 15＋８＝23人
右向き ８＋４＝12人
-----------------------------------
というように、左向きが右向きの２倍の人気になります。
ではなぜ、こんなに左向きの方が多いのでしょうか？
◆ 左右の違いの心理実験。
実はオランダの行動学者であるケートは、大勢の被験者に、
Ａ「右ほほを向けられた肖像画」と、
Ｂ「左ほほを向けられた肖像画」を見せました。
その結果、平均すると、
Ｂ「左ほほを向けられた肖像画」
の方が、ずっと「ソフトで優しい印象」を抱かせることが分かったのです。
逆に「右ほほを向けられた」場合は、「知性的でクールな人」という印象を与
えることが多くなりました。
そういえば、モナリザも左ほほを見せていますが、これも全体的にあたたかく
優しい印象がありますね。
では、あなたも一緒に実験してみましょう。
どっちの方がソフトな印象がありますか？
◎ ◎
>
▽
◎ ◎
<
▽
………。
どっちも変態な印象ですね。申し訳ありません。
何ら実験になりませんでしたが、ぜひ実際の写真などで見比べていただければ
幸いです。
◆ ミスコンの本能？
では、なぜこのような差が生まれるのでしょうか？ 答えはシンプルです。
脳は、右脳と左脳に分かれています。
右脳は感情、左脳は論理的な思考を司ると言います。
ここで脳から肉体への電気信号は、左右でクロスしています。
すなわち、右脳（感情）が支配するのは左側。
左脳（論理）が支配するのは、右側となります。
ですので、顔面の左側はどことなくソフトで優しくなり、また右側は少し理知
的でクールな印象になる、というわけです。
すなわちミスコンの出場者は、無意識に（もしくはどこかで聞いて）、自分の
顔の左側の方がソフトで優しそうなイメージになる、と知っているため、多く
が左ほほを向けて写真に写るのかもしれません。
逆に「理知的」なイメージを出したい人は、右ほほを見せているのかもしれま
せん。
ただ、彼女らのほとんどは「笑顔」です。
よってこの場合、なおさら「左ほほ」を見せた方が「優しいイメージ」が強ま
るのではないでしょうか。
正直、２位の人（２番の人）は微妙に笑顔がひきつったように感じますが、こ
の人が右ほほではなく左ほほを見せていたら、もう少し写りが自然だったかも、
と余計なことを思ったりします。
◆ あなたは左？ それとも右？
ですのであなたが女性で、「優しくてあたたかい」イメージを出したいのなら、
とにかく左ほほをカメラに向け、ニコッと微笑むこと。
プリクラなどでも同じですが、そのためにはカメラの方に向かって左側に位置
することです。
誰か
カメラ⇒ 誰か
あなた というような位置取りですね。
また「セルフ写メ」を取る場合は、左手でボタンを押した方がいいでしょう。
自分の左ほほが、自然な形でカメラに向くからです。
逆にあなたが、クールな印象を作りたいなら、右ほほを向けてキリッとすれば
いいでしょう。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
◆ 今回のまとめ。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
○ 優しくあたたかな印象を作りたければ、写真などで「左ほほ」を見せろ！
○ クールな印象なら、「右ほほ」を見せろ！
これこそがセクシーメソッド『ソフト・レフト』。
左を見せるだけで、柔らかな印象ができるものなんですよ。
◆ オマケ。
というわけで、ミスコンから左右差の心理学。
いかがでしたでしょうか。
ここからは完全な余談です。
全編にわたって余談みたいなメルマガですが、ここからは特に余談です。
今回は「右」と「左」でしたが、では「真正面」はどうなのでしょう。
実は今回、お話したように、顔には左右差があるため、「真正面」というのは、
そのゆがみが目立ちやすく、非常に危険です。
「パスポートや証明写真の写りがキライ！」
という人は多いですが、もしかしてそれが原因なのかもしれません。
ちなみに自分はそれを打破するべく、横を向いて写ってみたことがあります。
「この顔は使えません」と却下されました。
ポーズのことなのか、自分の顔そのものなのかは、いまだに分かりません。
非常に切なくなりつつも、今回はお開きにしたいと思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
（完）
そしてここまで遊びに来てくださっている方、本当にありがとうございました。
ひさびさのウラ話です。
さて、ここで「顔」ではなく「体の向き」で見てみますと。
全体的に、やはり体の左側をこちらに向ける人が多いように思えます。
まぁ、顔と同じ方向を向くのは当然、と説明することもできるのですが、それ
だけではないように思えます。
………。
もしかして、左側のバストの方が、自信があるんじゃないだろうか！？
だからこそ、カメラに向けるんじゃないだろうか！？
そういえば、女性は左のバストの方が発達する、と聞いたことがあります。
理由は、「人は右利きの方が多いから」ということだそうです。
この理由で「あぁ」とすぐに納得できた人はセクシー一級です。
「え？ どゆこと？」と思った人はノーマルです。
まぁ、分からない方は「男性は右利きの方が多いから」とお考え下さい。
あとはあなたのご想像にお任せします。
右を向けても左を向けても微妙な自分を隠せないことを痛感しつつ、ここまで
読んでくださって、本当にありがとうございました。
こんな自分でもお手伝いいただける方はこちらから。
⇒ http://sinri.net/bosyu3.htm
サイトはこちらです！
⇒ http://sinri.net/
●「あのときの声が、あなたを癒す。」⇒ http://sin-ri.cocolog-nifty.com/
●セクシー心理学ＧＯＬＤでは、
「自分の心を癒す一番の方法」を扱ってます。
過去のバックナンバープレゼントもありますので、ぜひぜひご覧くださいね。
⇒ http://sinri.net/gold.htm
●電車の中でもセクシーに！ 携帯サイトはこちら！
⇒ http://fp-japan.com/sx/
【書籍情報】
●「これは使える！ 心理テスト」（三笠書房）
⇒ http://sinri.net/book/new200706.htm
●「ダメな心によく効くクスリ」。
⇒ http://sinri.net/book/new200702.htm
●「相手の心を絶対に離さない心理術」 文庫版はこちら！
⇒ http://sinri.net/book/new0612.htm
●書籍情報はこちらから。
⇒ http://sinri.net/book/