ヒップ・タン。言葉の届かせ方
セクシー心理学で「ポッドキャスト」を開始しました。
ポッドキャストというのは、iPodのためのラジオのようなもの。
誰でも配信できる音のメルマガと考えていただければ幸いです。
何でもメルマガにたとえて申し訳ありません。
ナレーターは、自分ことゆうきゆうと、松下ひなこさん。
松下さんは、人を安らがせる1/fのゆらぎが含まれていると言われる、
日本でもっとも癒される声の持ち主の一人です。
かつセクシーな声ですので、よろしければ、ぜひ。
最新号で扱っているのは「モスキート」。
あなたは「モスキート」というものをご存じでしょうか。
それこそが、「若い人にしか聞こえない音」というもの。
人間は年を取るにつれて高音域にたいする感受性が鈍くなり、その結果、非常
に高音であるモスキートの音が聞こえなくなってしまうそうです。
これを利用して、「若い人を遠ざける装置」や、「若い人にしか聞こえない着
信音」などが開発されているそうです。
そんなわけで、あなたは聞こえますでしょうか。
興味ありましたら、ぜひ。iPodがない方でも大丈夫です。
⇒ http://sin-ri.cocolog-nifty.com/
では、今夜もメルマガ・セクシー心理学の世界をお届けいたします。
あらためましてこんばんは。ゆうきゆうです。
今夜のセクシー心理学は「声のテクニック」についてお届けします。
突然ですが。
僕の舌って、「ヒップ」みたいなんです。
うん。
ゆうきゆうが今度はどんな病気になったんだ、と思われそうです。
ここでちょっと、舌の下側を触ってみてください。
中心部に、筋があるはず。
それが下あごと、つながっているのではないでしょうか。
自分は、この筋が、舌のかなり前の方まで出てきてるんです。
たぶん言葉だけじゃ分かりにくいので強引に図解します。
<口の内部を、横から見た断面図>
普通の人
■■■■■ ←舌
□ ←筋
ゆうきゆう
■■■■■ ←舌
□□□ ←筋
というようになっているんです。
この結果、どうなると思いますでしょうか。
そう。
舌を前に伸ばすと、中心部だけ、この筋のせいで、前に行ききらない。
後ろに引っ張られてしまうんです。
そうすると、舌が前から見ると「おしり」みたいになるんです。
いえ、上品に言うと、「バストの谷間」みたいになるんです。
もう自分でも、上品と下品の境が分かりません。
友人である口腔外科の女医さんに指摘されて、はじめて気がつきました。
ユウ「治ります?」
女医「下の筋の前の方だけ、レーザーで焼き切れば治るよ」
ユウ「痛いですか?」
女医「切るときは痛いかな」
ユウ「それはM的に嬉しいレベルの痛みでしょうか」
女医「もう少し痛いと思う」
ユウ「切るメリットはあるんですか?」
そう言うと、彼女は言いました。
女医「舌が、おしりじゃなくなる」
それはメリットなのかどうなのか。
舌切り雀の話を思い出しながら、話を続けました。
ユウ「他に、何かメリットは…?」
女医「そうね…。滑舌が良くなるかな」
舌の筋肉が後ろに引っ張られているため、滑舌が悪くなることも多いとか。
確かに自分自身、そこまで滑舌が良いわけではありません。
「しゅじゅつしつ」と言うことができず、どうしても「しゅずちゅしちゅ」に
なってしまいます。
ある意味、医者として微妙ですが、精神科はオペのない科なので救われた感じ
ではあります。
とはいえ滑舌が良くなるに越したことはありません。
ただ、それでも切るのは恐いです。
ユウ「なんとか切らないで、滑舌をよくする方法はないんでしょうか」
女医「…滑舌をよくするかは分からないけど、伝え方を良くする方法はあるか
な」
その結果、彼女はこんな方法を教えてくれました。
◆ 言葉のテクニック。
それこそが「その人に言葉をぶつけている」という意志を強く持つこと。
ロウソクを吹き消すためには、炎に向けて息をヒュッと吹きかけますが、同じ
ように、声も一カ所にぶつけるような意識を持つことだそうです。
実際に、あなたの目の前に、背を向けているABCの3人がいたとします。
-----------------------------------
A●
B● ●あなた
C●
-----------------------------------
このとき、特定の対象(ここではBさん)に「言葉をぶつける」という意識を
もって話すと、ちゃんとBさんだけに伝わるものです。
-----------------------------------
A●
B●<え? こんにちは!>●
C●
-----------------------------------
しかし、漠然と話すと、あいまいな声のため、肝心な人が気がつかなかったり
するものです。
-----------------------------------
A●<え?
B●<… こんにちはぁ~>●
C●<え?
-----------------------------------
単なる意識の問題ですが、これこそが相手に言葉が伝わるときに、何より重要
なことだそうです。
言葉というのは、ガスのように漠然と広がるものではなく、レーザーのように
ピンポイントに届くもの。
そのためどんなに近くにいても、とにかく「この相手にぶつけるんだ」という
意識を持っているかどうかだけでも、相手へのインパクトは大きく変わるもの
です。
多少の滑舌の差なんて、この意識に比べたら、とても小さなことだそうです。
これは講演のように、たくさんの人に話すときでも同じこと。
「みんなに話そう」とすると、声がボケてしまいます。
それよりは、たとえばそのうち1人に向かって、やはりぶつけるように話すこ
と。
そして5秒~10秒程度で、また別の人………というように繰り返すことで、全
体の緊張感は、より高まっていきます。
どうか覚えておいてくださいね。
-----------------------------------
◆ 今回のまとめ。
-----------------------------------
○ 相手に言葉を「ぶつける」ということを心がけるだけで、その言葉のイン
パクトや伝わりやすさは格段に強まる。
○ たくさんの相手でも、一人に向けて「ぶつける」こと。
◆ おまけ。
ちなみに自分自身、その女医さんに試してみました。
ユウ「じゃ、やってみていいですか?」
女医「うん。じゃあ、後ろ向くね」
ユウ「………」
女医「………」
ユウ「こんにちは!」
女医「…はい」
ユウ「おお、伝わりましたね!」
女医「うん。無視したかったのに、できなかった」
無視、したかったんですか。
なんだか、すごくやるせない気持ちになりました。
こんな切ない存在の自分でも使えましたので、あなたもぜひ。
いずれにしても、自分の舌はいまだに谷間舌です。
自分の運命は舌の時点で決定されているんじゃないか。
そんなことを感じつつも、今夜もセクシー心理学をここまで読んでくださって
本当にありがとうございました。
(完)
ちなみに普段の自分。
-----------------------------------
A●<は?
B●<うるさい こんにち…>●ユウ
C●<黙れ
-----------------------------------
切ないです。
そんな自分が頑張って声を出したポッドキャストは、こちら。
⇒ http://sin-ri.cocolog-nifty.com/
よろしければ、ぜひ。モスキートもお試し下さい。
セクシー心理学GOLDでは、
「人を癒す一番の方法」を扱ってます。
過去のバックナンバープレゼントもありますので、ぜひぜひご覧くださいね。
⇒ http://sinri.net/gold.htm
電車の中でもセクシーに! 携帯サイトはこちら!
⇒ http://fp-japan.com/sx/
【書籍情報】
「ダメな心によく効くクスリ」。
⇒ http://sinri.net/book/new200702.htm
「相手の心を絶対に離さない心理術」 文庫版はこちら!
⇒ http://sinri.net/book/new0612.htm
「5秒で好かれる心理術」はこちら!
⇒ http://sinri.net/book/new0724.htm
「ゆうき式 逆転発想勉強術」はこちらです!
⇒ http://sinri.net/book/new0701.htm
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人間は年を取るにつれて高音域にたいする感受性が鈍くなり、その結果、非常
に高音であるモスキートの音が聞こえなくなってしまうそうです。
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突然ですが。
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うん。
ゆうきゆうが今度はどんな病気になったんだ、と思われそうです。
ここでちょっと、舌の下側を触ってみてください。
中心部に、筋があるはず。
それが下あごと、つながっているのではないでしょうか。
自分は、この筋が、舌のかなり前の方まで出てきてるんです。
たぶん言葉だけじゃ分かりにくいので強引に図解します。
<口の内部を、横から見た断面図>
普通の人
■■■■■ ←舌
□ ←筋
ゆうきゆう
■■■■■ ←舌
□□□ ←筋
というようになっているんです。
この結果、どうなると思いますでしょうか。
そう。
舌を前に伸ばすと、中心部だけ、この筋のせいで、前に行ききらない。
後ろに引っ張られてしまうんです。
そうすると、舌が前から見ると「おしり」みたいになるんです。
いえ、上品に言うと、「バストの谷間」みたいになるんです。
もう自分でも、上品と下品の境が分かりません。
友人である口腔外科の女医さんに指摘されて、はじめて気がつきました。
ユウ「治ります?」
女医「下の筋の前の方だけ、レーザーで焼き切れば治るよ」
ユウ「痛いですか?」
女医「切るときは痛いかな」
ユウ「それはM的に嬉しいレベルの痛みでしょうか」
女医「もう少し痛いと思う」
ユウ「切るメリットはあるんですか?」
そう言うと、彼女は言いました。
女医「舌が、おしりじゃなくなる」
それはメリットなのかどうなのか。
舌切り雀の話を思い出しながら、話を続けました。
ユウ「他に、何かメリットは…?」
女医「そうね…。滑舌が良くなるかな」
舌の筋肉が後ろに引っ張られているため、滑舌が悪くなることも多いとか。
確かに自分自身、そこまで滑舌が良いわけではありません。
「しゅじゅつしつ」と言うことができず、どうしても「しゅずちゅしちゅ」に
なってしまいます。
ある意味、医者として微妙ですが、精神科はオペのない科なので救われた感じ
ではあります。
とはいえ滑舌が良くなるに越したことはありません。
ただ、それでも切るのは恐いです。
ユウ「なんとか切らないで、滑舌をよくする方法はないんでしょうか」
女医「…滑舌をよくするかは分からないけど、伝え方を良くする方法はあるか
な」
その結果、彼女はこんな方法を教えてくれました。
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ロウソクを吹き消すためには、炎に向けて息をヒュッと吹きかけますが、同じ
ように、声も一カ所にぶつけるような意識を持つことだそうです。
実際に、あなたの目の前に、背を向けているABCの3人がいたとします。
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A●
B● ●あなた
C●
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このとき、特定の対象(ここではBさん)に「言葉をぶつける」という意識を
もって話すと、ちゃんとBさんだけに伝わるものです。
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A●
B●<え? こんにちは!>●
C●
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しかし、漠然と話すと、あいまいな声のため、肝心な人が気がつかなかったり
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A●<え?
B●<… こんにちはぁ~>●
C●<え?
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ピンポイントに届くもの。
そのためどんなに近くにいても、とにかく「この相手にぶつけるんだ」という
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です。
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「みんなに話そう」とすると、声がボケてしまいます。
それよりは、たとえばそのうち1人に向かって、やはりぶつけるように話すこ
と。
そして5秒~10秒程度で、また別の人………というように繰り返すことで、全
体の緊張感は、より高まっていきます。
どうか覚えておいてくださいね。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 相手に言葉を「ぶつける」ということを心がけるだけで、その言葉のイン
パクトや伝わりやすさは格段に強まる。
○ たくさんの相手でも、一人に向けて「ぶつける」こと。
◆ おまけ。
ちなみに自分自身、その女医さんに試してみました。
ユウ「じゃ、やってみていいですか?」
女医「うん。じゃあ、後ろ向くね」
ユウ「………」
女医「………」
ユウ「こんにちは!」
女医「…はい」
ユウ「おお、伝わりましたね!」
女医「うん。無視したかったのに、できなかった」
無視、したかったんですか。
なんだか、すごくやるせない気持ちになりました。
こんな切ない存在の自分でも使えましたので、あなたもぜひ。
いずれにしても、自分の舌はいまだに谷間舌です。
自分の運命は舌の時点で決定されているんじゃないか。
そんなことを感じつつも、今夜もセクシー心理学をここまで読んでくださって
本当にありがとうございました。
(完)
ちなみに普段の自分。
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A●<は?
B●<うるさい こんにち…>●ユウ
C●<黙れ
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切ないです。
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