ビデオ出演の心理テスト。男女の心理差 | 九段下・渋谷・池袋・新宿・品川・上野・秋葉原★心療内科ゆうメンタルクリニック

ビデオ出演の心理テスト。男女の心理差

こんばんは。ゆうきゆうです。

「紅白で、あるアーティストたちが裸に見えるボディスーツを着て出た」

ということでNHKに1000件近くの抗議が来たそうですが、その抗議内容が、

「ぜんぜん本物に見えなかった」
「バストをもっとうまく描いてほしかった」

というものばかりだったら日本はもっと美しい国になるのに、と思った今日こ
の頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

正月明けは妄想コントロールがさらにつかなくなっています。

あらためまして、2007年もメルマガ・セクシー心理学の世界をお届けいたします。


さて、2006年の最後が(少なくとも自分には)真面目な内容だったので、
2007年最初は、ライトな心理テストで始めたいと思います。


ちょっぴりセクシー系の話題なので、苦手な方は見てはいけません。











OKでしょうか。

では。

突然ですが、あなたは借金地獄に陥ってしまいました。
あらゆる方面からの追い込みもすごく、逃げることはできません。

そしてお金のために、「そういうビデオ」に出ることになってしまいました。

ちなみに顔にはモザイクが入るので、絶対に人にバレることはありません。

さて、ここまでが前提です。

ここで製作会社の人が言いました。

「男とするビデオと、女とするビデオ、どっちに出たい?」

さてこんなときに、あなたはどの行動を選びますか?

-----------------------------------
A「異性とするビデオに出る」
 (Bより多少ギャラが安かったとしても、こっちがいい)

B「同性とするビデオに出る」
 (Aより多少ギャラが安かったとしても、こっちがいい)

C「AとBの選択肢のうち、どっちでもいいので、
  どうせならギャラが高い方に出る」

D「どっちも絶対イヤなので、自殺するかホームレスになる」
-----------------------------------


さぁ、どれでしょうか。

選んでから続きを読んでくださいね。







◆ 無感動の男たち。

実は、心理学者である小出(1996)は、今のとまったく同じ質問を、約200人
の男女の学生にやらせました。

そして一人一人に、答えとその理由について書かせたのです。

ちなみに調査対象は、自身が授業を行う専門学校の学生さんたちだったようで
す。

先生から突然に、
「あなたはそういうビデオに出演することになりました!」
と言われる生徒さんたちの心境を想像すると、涙が頬を伝います。

それはそれとして、とにかく本題に。


まず男性は、90%近くがA(異性と)を選ぶようです。


まぁ、あの。
これ、男の読者さんには、ある意味、納得の結果ではないでしょうか。

自分自身も、どう考えてもAを選ぶだろうな、と思います。

「多少ギャラが高くても、たとえ倍だろうが3倍だろうが、男とそういうこと
をするのはイヤだ!」

というのが、大半の男性の認識でしょうか。


そして、全体の3%が、B(同性と)を選びました。

その理由としては、やはり「同性が好きだから」となりました。


そして10%近くが、D(自殺orホームレス)を選びました。

この場合の理由としては、性に関するコンプレックスや、自信のなさ、もしく
は自尊心がとても強い、などの理由があったようです。


そして何と、Cは0人でした。

C、すなわち「ギャラが高い方がいい」というのは、言ってみれば「同性でも
異性でもどっちでもいい」ということ。

これを選ぶのは一人もいなかったのです。
まぁ、気持ちは分かります。


いずれにしても、男性に関しては「大半がA」になるわけで、実際にあなたが
Aなら、「あなたはごくごく一般的な男性です」というだけです。

もしあなたが女性で、あなたの彼氏がAを選んだからといって、
「女好き! サイテー!」みたいに怒るのはかわいそうです。気をつけて。

というかこの心理テスト。
あなたがそもそも同性好きな男性なら、こんなテストで確認するまでもなく本
人が一番分かっていると思いますので、何にしてもあまりテストの意味はない
かもしれません。
すみません。

実はこのテストの一番のメインは、「女性の結果」なのです。


◆ 衝撃の女たち。

では、女性の結果はどうなったのか。

カンタンに言うと、女性の場合、

-----------------------------------
A(異性と)   20%
B(同性と)   10%
C(ギャラ次第) 50%
D(自殺など)  20%
-----------------------------------

という比率になりました。

そう。
言ってみれば、大半がC。

これは言い換えれば、「お金だけが基準」になるわけですから、
「AとBの差はほとんどない」ということになります。

そうです。

すなわち女性は、男性よりもずっと、
「同性とのそういうこと」への拒絶感が少ないわけです。

男性のみなさん、覚えておいてください。
覚えていつ役に立つかは分かりませんが。

少なくともこれって、自分にとってはかなり驚愕の事実でした。


これには、さまざまな理由が考えられます。
男性同士に比べて、行為的にソフトだからでしょうか。



ちなみに心理学的理由としては、やはり「母親の存在」が考えられます。

男の子も女の子も、乳児のときに、母親に何度も抱かれ、肌に密着します。
また親戚などからも、女の子はナデナデベタベタされることも多いはず。

そのため女性は、「女性との密着」に関して、そんなに違和感はないのかもし
れません。

しかし男の子に父親がエンドレスで密着しているのは、あまりイメージできま
せん。
特に「ほぉらパパの胸を吸いなさい」という父親がいたら変態です。


そのため、これらの刷り込みとして、女性は「同性と密着すること」に、そこ
まで違和感はないのかもしれません。


また、よく女性向けの同人誌やマンガなどで、人気キャラクタなどが「男性同
士」で色々としているシーンがたくさんあります。

これって、男性にはよく理解できません。
「楽しいの!?」と思います。

しかし「女性の方が、同性愛に関して寛大」と考えると、少しは理解しやすい
のかもしれません。


何にせよ、あなたが女性でCを選んだなら、それはものすごくノーマルと考え
ていいでしょう。


さぁ、ここからが重要。

まず、Dを選んだ場合。
これは男性のときと同じで、やはり性に関するコンプレックスや、自信のなさ、
または自尊心の強さがある可能性があります。


そして、B(同性と)を選んだ場合。

これは、「絶対に見知らぬ男とはイヤ。それだったら、たとえギャラが安くなっ
ても、女との方がいい」と考えているわけです。

この理由には様々なものがありますが、まずは「妊娠の危険性を恐れる」とい
うのが理由の一つ。

また他に、「男性と親密にならないと、そういうことは絶対にイヤ」という気
持ちや、「男性全般への嫌悪感」がある可能性があります。

もちろん単純に「女性好き」という可能性もあります。

Bを選んだあなたは、こっそり「自分はどれだろう」と考えてみてもいいかも
しれません。


そして。


そして、Aを選んだ方。


あなたは全女性のうち、上位20%に入るくらい「男が好き」な方です。うん。

男がAを選ぶのとは格が違います。

肝に銘じてください。(いい意味で)

逆に言えば、それだけ今の女性性を楽しんでいるというわけで、非常にいいの
ではないでしょうか。

個人的にそう思います。


あなたが男性の場合は、ぜひ恋人や奥様にやってみてください。

Cの場合はノーマル。BやDの場合は上を参考に。

そして、もしAの場合は、とにかくガンバです。
とりあえず「その強い愛が自分に向いている」と思って喜んでおきましょう。


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◆ 今回のまとめ
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○ 女性は男性ほど同性愛に嫌悪感はない。

○ 女性でAを選んだ人、ファイトです。応援しています。



というわけで、男と女の愛の話。いかがでしたでしょうか。

2007年の幕開けがこんなことでいいのか非常に疑問に思いながらも、今年も
セクシー心理学をどうかよろしくお願いいたします。


(完)




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