もう終わりなの?無限に会話を続けるコツ。
こんにちは。ゆうきゆうです。今回はメルマガからこんなお話を。
今日はクリスマスイブです。
うん。
だから何でしょうか。
クリスマスに恋人といる、というのは、もう商業主義に踊らされた人です。
人間の性格の5大要素に「協調性」というものがありますが、これが高すぎる
とそういう思考になりやすくなります。気をつけて。
とはいえ、まぁ。
せっかく気合いを入れてデートに臨んでいる方もいるかと思いますので、今日
はそんなあなたにプレゼント。
あなたは「デート中に会話が止まってしまう」ことはありませんか?
「いくら話しても、会話が盛り上がらない」ということは、ありませんか?
今回は、そんな事態を避ける、最強の会話の技術をお届けします。
今年はおうちで…という方も、来年までの布石として覚えておいていただけれ
ば幸いです。
◆ 覚えていますか? 6つの質問。
実は心理学的に、会話を続けるための、すんごくシンプルな解決法があります。
あなたは「5W1H」というモノをご存じでしょうか。
はい。
英語の授業で習いましたね。
「WHAT」 何を
「WHEN」 いつ
「WHERE」どこで
「WHO」 誰が
「WHY」 なぜ
「HOW」 どのように
という、6つの質問の種類のことです。
これこそが、会話の止まるあなたの救世主です。
◆ 開いてますか? 閉じてますか?
実際に質問には、二種類があると言われています。
一つが、イエス・ノーで答えられる質問である「閉じた質問」。
「昨日は寝ましたか?」
「今朝は食事をしましたか?」
などの質問になります。
これは答えるのはカンタンなのですが、それ以上会話が広がりません。
「はい。寝ました」
「いいえ。今朝は食べてないです」
などの答えくらいしかできないからです。
しかし、その逆で「開いた質問」というものがあります。
それこそが、この5W1Hで代表される質問のこと。
「昨日は何時に寝た?」
「今朝は何を食べたの?」
こういう質問なら、
「2時に寝たんだよ」⇒「え、遅いじゃん。どうしたの?」
「今朝はパン一枚だけ食べたよ」⇒「へぇ、パン一枚だけなの?」
などのように、話をさらに広げていくことができるものです。
とにかく「5W1H=話を広げていく質問」ということを覚えておいてくださ
い。
◆ クルクルくるくる、回すこと。
そしてここからが今回の真骨頂。
とにかく相手が何かの言葉をしゃべったら、必ず「5W1H」の質問をするこ
とです。
これを繰り返すだけで、会話は無限に広がっていきます。
実際に話が続かない・止まってしまうという人は、相手の投げてきたパスを、
スルーしてしまうことがほとんど。
たとえば、
「私、趣味がスキーなんだ」
「僕、資格を取ろうとしてるんだ」
と言われたときに、
「ふうん…」
「そうなんだ…」
で終えてしまったりするわけです。
思い当たる方はいませんでしょうか。
もしくは、
「スキーかぁ。スキーといえば、僕は昔からやってるんだけどね!」
「大学かぁ。自分は受験ってやったことないから、よく分からないよ」
というように、好き勝手に自分の思い出などを語り始めてしまいます。
これでは、相手は不満になり、会話が盛り上がるわけはありません。
よって大切なのは、とにかく「5W1H」を心がけることです。
「私、趣味がスキーなんだ」なら、
----------------------------------------------------------------------
「へぇ。いつからやってるの?」 (WHEN)
「どんなスキー場に行くの?」 (WHERE)
「道具とか、どんなの使ってる?」(WHAT)
「どんな人と行ったりする?」 (WHO)
「どんな風に滑るの?」 (HOW)
----------------------------------------------------------------------
などの質問がありえます。
さらに応用して、
「どのくらいのペースで行ってるの?」 (HOW OFTEN)
などもありえます。
他にも、
「僕、資格を取ろうとしてるんだ」でも同じです。
----------------------------------------------------------------------
「へぇ。いつから勉強してるの?」 (WHEN)
「試験って、いつなの?」 ( 〃 )
「何の資格を取るの?」 (WHAT)
「誰かに習ったりしてるの?」 (WHO)
「どんな風に勉強してるの?」 (HOW)
----------------------------------------------------------------------
など、いくらでも会話は広がります。
具体的な会話例としては、
-----------------------------------
相手「私、趣味がスキーなんだ」
あなた「へぇ。いつからやってるの?」(WHEN)
相手「子供のころからやってるんだ」
あなた「すごいじゃん! 普段、どんなところで滑ってる?」(WHERE)
相手「東北の方によく行くかなぁ」
あなた「東北かぁ…。どうやって行くの? やっぱり夜行?」(HOW)
相手「夜行で行くことが多いかな」
あなた「あぁ、あれって体力的にツラいよねぇ…」
-----------------------------------
などのように、とにかくエンドレスで続きます。
「会話が止まってしまう…」
という方は、とにかくこの「5W1H」を心がけること。
1つのトピックでこれらについて質問していけば、会話が止まることはほとん
どありません。
もちろん、その話の中で話題が移ってきたら、その移った話題でも、同じよう
に「5W1H」の質問をしていけばいいでしょう。
これによって相手は、
「あ、私の話題に興味を持ってくれているんだ」
と思って、嬉しく感じるはず。
その中で、この会話のように、
「すごいじゃん!」(誉め言葉)
「東北かぁ…」 (繰り返し)
「ツラいよねぇ…」(共感)
などのような「あいづち」を入れてもいいでしょう。
相手はより「聞いてもらえている!」と感じるはずです。
またある程度相手が話したと思ったら、もちろん「自分の場合は…」と話して
もいいでしょう。
とはいえこれは、「相手が話しきった」と思ったあとです。
いずれにしても、「まずは質問」ということを覚えておいてくださいね。
◆ タブーの質問が、一つだけ。
また、ここで注意力の高い方は、疑問に感じることもあるでしょう。
「なぜ?」(WHY) は入ってないの?
実はこの「なぜ?」だけは、会話においては、タブー。
スムーズな会話を止めてしまう、まさにジョーカーのような質問なのです。
「私、スキーが趣味なんだ」
これにたいして、
「なぜ?」
と聞いたらどうでしょうか。
相手「…い、いや。なぜって言われても…。そうね…。スキーが昔から好き
だったから、かなぁ…」
あなた「なんで好きだったの?」
相手「……え!? いや、親がよくつれてってくれたし…」
あなた「なんでつれてってくれたの?」
相手「………。わ、分からないよ、そんなの………」
あなた「なぜ、分からないの?」
たぶん、相手キレます。
「いつ」や「どこ」などと違って、この「なぜ」だけは、深く考えないと答え
が出ない質問。
そのため、会話の雰囲気が沈んでしまうのです。
さらに、やや相手に否定的なニュアンスを感じさせる質問でもありますので、
会話においては、あまり使わない方が無難です。
もちろんカウンセリングなどではこれを逆手にとって、
「あえて相手の深い部分にまで切り込んで行く」こともできるのですが、普段
の会話ではそうそう使わない方が無難でしょう。
「開いた質問」は「5W1H」ですが、普段の会話では「4W1H」で回した
方がいいわけです。
-----------------------------------
◆ 今回のまとめ。
-----------------------------------
○ 会話で詰まる人は、「4W1H」を心がけること。
○ 「いつ?」「どこ?」「誰?」「何?」「どのように?」という質問を思
い出して、会話中にクルクル聞いてみること。
○ そして時に自分の感想を挟んでいけば、会話はずっと盛り上がったまま。
これこそがスーパーメソッド『4WD』!
4W1Hを心がけつつD(デート)を行うこと。
それだけで、四輪駆動の勢いで、相手の気持ちに近づくことができるんですよ。
◆ さいごに。
「何でもいいから、今、お話をしてください」
こう言われたら、あなたは困るはず。
しかし、
「子供のころの運動会にまつわる話をしてください」
「はじめて好きになった人について聞きたいな」
「今やっている仕事について、カンタンに話して」
というように具体的に聞かれれば、あなただって話しやすくなるはず。
どんな人だって、心の中に、たくさんの話題があるんです。
それまでの人生の時間なんて、誰にでも平等。
話題が豊富な人も少ない人も、実は知識量の差なんて、ほとんどありません。
ただ、それをうまく出せるか出せないか。
キッカケさえあれば、どんな人だって、色々な話をすることができるはずなん
です。
「自分は話題がない!」
「話が苦手なんだ…」
なんて悩む必要はまったくありません。
ただ、「キッカケ」を作ってあげること。
それだけで会話はいくらでも広がるものなんですよ。
(完)
今日はクリスマスイブです。
うん。
だから何でしょうか。
クリスマスに恋人といる、というのは、もう商業主義に踊らされた人です。
人間の性格の5大要素に「協調性」というものがありますが、これが高すぎる
とそういう思考になりやすくなります。気をつけて。
とはいえ、まぁ。
せっかく気合いを入れてデートに臨んでいる方もいるかと思いますので、今日
はそんなあなたにプレゼント。
あなたは「デート中に会話が止まってしまう」ことはありませんか?
「いくら話しても、会話が盛り上がらない」ということは、ありませんか?
今回は、そんな事態を避ける、最強の会話の技術をお届けします。
今年はおうちで…という方も、来年までの布石として覚えておいていただけれ
ば幸いです。
◆ 覚えていますか? 6つの質問。
実は心理学的に、会話を続けるための、すんごくシンプルな解決法があります。
あなたは「5W1H」というモノをご存じでしょうか。
はい。
英語の授業で習いましたね。
「WHAT」 何を
「WHEN」 いつ
「WHERE」どこで
「WHO」 誰が
「WHY」 なぜ
「HOW」 どのように
という、6つの質問の種類のことです。
これこそが、会話の止まるあなたの救世主です。
◆ 開いてますか? 閉じてますか?
実際に質問には、二種類があると言われています。
一つが、イエス・ノーで答えられる質問である「閉じた質問」。
「昨日は寝ましたか?」
「今朝は食事をしましたか?」
などの質問になります。
これは答えるのはカンタンなのですが、それ以上会話が広がりません。
「はい。寝ました」
「いいえ。今朝は食べてないです」
などの答えくらいしかできないからです。
しかし、その逆で「開いた質問」というものがあります。
それこそが、この5W1Hで代表される質問のこと。
「昨日は何時に寝た?」
「今朝は何を食べたの?」
こういう質問なら、
「2時に寝たんだよ」⇒「え、遅いじゃん。どうしたの?」
「今朝はパン一枚だけ食べたよ」⇒「へぇ、パン一枚だけなの?」
などのように、話をさらに広げていくことができるものです。
とにかく「5W1H=話を広げていく質問」ということを覚えておいてくださ
い。
◆ クルクルくるくる、回すこと。
そしてここからが今回の真骨頂。
とにかく相手が何かの言葉をしゃべったら、必ず「5W1H」の質問をするこ
とです。
これを繰り返すだけで、会話は無限に広がっていきます。
実際に話が続かない・止まってしまうという人は、相手の投げてきたパスを、
スルーしてしまうことがほとんど。
たとえば、
「私、趣味がスキーなんだ」
「僕、資格を取ろうとしてるんだ」
と言われたときに、
「ふうん…」
「そうなんだ…」
で終えてしまったりするわけです。
思い当たる方はいませんでしょうか。
もしくは、
「スキーかぁ。スキーといえば、僕は昔からやってるんだけどね!」
「大学かぁ。自分は受験ってやったことないから、よく分からないよ」
というように、好き勝手に自分の思い出などを語り始めてしまいます。
これでは、相手は不満になり、会話が盛り上がるわけはありません。
よって大切なのは、とにかく「5W1H」を心がけることです。
「私、趣味がスキーなんだ」なら、
----------------------------------------------------------------------
「へぇ。いつからやってるの?」 (WHEN)
「どんなスキー場に行くの?」 (WHERE)
「道具とか、どんなの使ってる?」(WHAT)
「どんな人と行ったりする?」 (WHO)
「どんな風に滑るの?」 (HOW)
----------------------------------------------------------------------
などの質問がありえます。
さらに応用して、
「どのくらいのペースで行ってるの?」 (HOW OFTEN)
などもありえます。
他にも、
「僕、資格を取ろうとしてるんだ」でも同じです。
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「へぇ。いつから勉強してるの?」 (WHEN)
「試験って、いつなの?」 ( 〃 )
「何の資格を取るの?」 (WHAT)
「誰かに習ったりしてるの?」 (WHO)
「どんな風に勉強してるの?」 (HOW)
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など、いくらでも会話は広がります。
具体的な会話例としては、
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相手「私、趣味がスキーなんだ」
あなた「へぇ。いつからやってるの?」(WHEN)
相手「子供のころからやってるんだ」
あなた「すごいじゃん! 普段、どんなところで滑ってる?」(WHERE)
相手「東北の方によく行くかなぁ」
あなた「東北かぁ…。どうやって行くの? やっぱり夜行?」(HOW)
相手「夜行で行くことが多いかな」
あなた「あぁ、あれって体力的にツラいよねぇ…」
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などのように、とにかくエンドレスで続きます。
「会話が止まってしまう…」
という方は、とにかくこの「5W1H」を心がけること。
1つのトピックでこれらについて質問していけば、会話が止まることはほとん
どありません。
もちろん、その話の中で話題が移ってきたら、その移った話題でも、同じよう
に「5W1H」の質問をしていけばいいでしょう。
これによって相手は、
「あ、私の話題に興味を持ってくれているんだ」
と思って、嬉しく感じるはず。
その中で、この会話のように、
「すごいじゃん!」(誉め言葉)
「東北かぁ…」 (繰り返し)
「ツラいよねぇ…」(共感)
などのような「あいづち」を入れてもいいでしょう。
相手はより「聞いてもらえている!」と感じるはずです。
またある程度相手が話したと思ったら、もちろん「自分の場合は…」と話して
もいいでしょう。
とはいえこれは、「相手が話しきった」と思ったあとです。
いずれにしても、「まずは質問」ということを覚えておいてくださいね。
◆ タブーの質問が、一つだけ。
また、ここで注意力の高い方は、疑問に感じることもあるでしょう。
「なぜ?」(WHY) は入ってないの?
実はこの「なぜ?」だけは、会話においては、タブー。
スムーズな会話を止めてしまう、まさにジョーカーのような質問なのです。
「私、スキーが趣味なんだ」
これにたいして、
「なぜ?」
と聞いたらどうでしょうか。
相手「…い、いや。なぜって言われても…。そうね…。スキーが昔から好き
だったから、かなぁ…」
あなた「なんで好きだったの?」
相手「……え!? いや、親がよくつれてってくれたし…」
あなた「なんでつれてってくれたの?」
相手「………。わ、分からないよ、そんなの………」
あなた「なぜ、分からないの?」
たぶん、相手キレます。
「いつ」や「どこ」などと違って、この「なぜ」だけは、深く考えないと答え
が出ない質問。
そのため、会話の雰囲気が沈んでしまうのです。
さらに、やや相手に否定的なニュアンスを感じさせる質問でもありますので、
会話においては、あまり使わない方が無難です。
もちろんカウンセリングなどではこれを逆手にとって、
「あえて相手の深い部分にまで切り込んで行く」こともできるのですが、普段
の会話ではそうそう使わない方が無難でしょう。
「開いた質問」は「5W1H」ですが、普段の会話では「4W1H」で回した
方がいいわけです。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 会話で詰まる人は、「4W1H」を心がけること。
○ 「いつ?」「どこ?」「誰?」「何?」「どのように?」という質問を思
い出して、会話中にクルクル聞いてみること。
○ そして時に自分の感想を挟んでいけば、会話はずっと盛り上がったまま。
これこそがスーパーメソッド『4WD』!
4W1Hを心がけつつD(デート)を行うこと。
それだけで、四輪駆動の勢いで、相手の気持ちに近づくことができるんですよ。
◆ さいごに。
「何でもいいから、今、お話をしてください」
こう言われたら、あなたは困るはず。
しかし、
「子供のころの運動会にまつわる話をしてください」
「はじめて好きになった人について聞きたいな」
「今やっている仕事について、カンタンに話して」
というように具体的に聞かれれば、あなただって話しやすくなるはず。
どんな人だって、心の中に、たくさんの話題があるんです。
それまでの人生の時間なんて、誰にでも平等。
話題が豊富な人も少ない人も、実は知識量の差なんて、ほとんどありません。
ただ、それをうまく出せるか出せないか。
キッカケさえあれば、どんな人だって、色々な話をすることができるはずなん
です。
「自分は話題がない!」
「話が苦手なんだ…」
なんて悩む必要はまったくありません。
ただ、「キッカケ」を作ってあげること。
それだけで会話はいくらでも広がるものなんですよ。
(完)