結婚させる心理テスト。 | 九段下・渋谷・池袋・新宿・品川・上野・秋葉原★心療内科ゆうメンタルクリニック

結婚させる心理テスト。


こんばんは。ゆうきゆうです。
今回はメルマガ から、こんな話をお届けします。


◆ 女医さんが出した、こんなテスト。

最近、後輩の女医さんに、

「相手を結婚させたくなる心理テスト」というものを聞きました。


結婚させたくなる。

その女医さんは二十代前半で結婚した方なので、妙な説得力がありました。
かわいい感じの人ですが、不思議と女医さんは独身の方が多いので、ある意味
「レア」なケースです。

本人も、現在の夫にたいして使ったことがあるそうです。
また彼女の友人5人にも教えたところ、そのうち3人が結婚したとか。

残りの2人が微妙に気になりましたが、もちろんそれは聞けません。

しかし、そこまで聞けば、いやがおうにも、期待が高まります。





そのテストとは、こういうものだそうです。

あなたも、一緒に考えてみてください。

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心理テストです。
世界が滅亡して、あなたと、たった一人の小さな子供だけが生き残りました。
その子供は、女の子? 男の子?


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いかがでしょうか。





その子供の性別は、

「あなた自身が欲しいと思っている子供の性別」なのだそうです。



確かに理由を聞くと、納得できる部分がありました。

滅亡して、人類はあなたと子供、2人だけ。
あなたは大人でしょうから、自然、小さな子供より、先に死ぬはず。

すなわちその子供は、あなたがすべてを託す存在となります。

それは無意識に、自分の遺伝子を伝え、財産などを託す、「生まれる子供」に通じる…というわけです。


実際に彼女の調べでは、子供がいる人は、ほぼ80%が、子供と同じ性別を言うそうです。
もちろん逆の人もいますが、それは「もう一人、そっちの性別の子供も欲しいと思っている」とか。

そう考えると、納得できる部分もあるかもしれません。

ちなみに万が一、相手が、「子孫を残さなければいけないから異性」と答えた場合、かなりの「若紫好み」と判断されます。
うん。「ロリコン」を文学的オブラートに包みました。

その場合は、「あなたが死にそうなおじいさんで、相手が赤ちゃんだったら?」という設定で再質問してあげるといいかと思います。おそらく正確な結果が得られます。


さて、です。

しかしこのテスト、この「欲しい子供の性別」というのは、単なる表面的な結果に過ぎません。

実はそれ以上に重要な「ウラの意図」があるのです。


それこそが、「結婚を意識させる」という部分。


◆ イメージさせると、心が動く。

実際に人間は、「あることをイメージさせると、無意識にそれを実現するような行動をしてしまう」と言われています。

たとえば不動産のセールスマンは、家を勧めるときに、

「この家は今なら安くなっていてお買い得です!」

という、普通な説明で終わらせたりはしません。


「駅に近いですので、通勤もラクになるかと思います。またデパートも近いので、お子様たちも楽しめるはずです。少し足を伸ばせば山もあるので、休みの日は、ご家族でピクニックに行くこともできますよ」

こんな風に、リアルにイメージを起こさせるような表現をします。

すると普通に勧めたときより、購買率が格段に上がるのです。


これはCMでも同じ。
たとえばカップラーメンのCMでは、「普通に商品を見せて終わり」ということは、ほぼ絶対にありえません。

たいていは、そのメン・汁・具などを大映しにして、ジュルルルルッとおいしそうに食べるシーンを出すはず。

それによって、見ている人に

「自分自身が食べている姿」

を疑似体験させます。
その結果、格段に売れ行きが高まるわけです。

◆ 世界滅亡でイメージさせたものは。

そして、このテスト。

「その答えは、あなた自身が欲しいと思っている子供の性別なんだって」。


こういえば、相手は確実に、自分に子供ができたときのシーンを浮かべます。

そして子供は、一人で作ることはできません。
必ず、一緒にいる「妻」や「夫」がイメージされます。

そんなとき、目の前には、異性であるあなたが。

この場合、ほぼ確実に、
「この相手とだったら、どんな子供なんだろう…」
というように、あなた自身を思い浮かべる可能性は極大です。

これによって、相手にあなたとの結婚をイメージさせることができます。

そうすれば、たとえその時点で、結婚をまったく意識していない相手であっても、あなたと結婚しようと思う可能性はグンと上がる………というわけです。


さらにこの心理テスト。
巧妙なのが、最初の質問では、そのことをまったくにおわせていないこと。

たとえば、イメージさせたいだけなら、

「あなたと私が結婚したら、どんな子供が生まれるかな?」

と言っても構わないはず。
しかしこれは露骨すぎます。

普通、あまり結婚を考えていない人は、

「うっ…! 結婚、におわされてる…!」

と、防御壁を抱くはず。

また、心理テストとして、いきなり、

「あなたに子供が生まれました。それは男? 女?」

と聞いたとしても、やはり相手は拒絶感を抱くでしょう。


しかし最初の質問では、「世界が滅亡したら」という言い方ですので、まったくそんな雰囲気はありません。

自然、イメージをし始めます。
そしていったん考えてしまえば、答えが強く気になるはず。

そこで答えを説明。
相手はすでに心理テストに関わっている分、答えも自然にイメージするはずです。

だからこそ、心理効果も強く出る、というわけですね。


◆ さらなる心のワナとは?

さらに、もうひとつ、重要なトリックも隠されています。

「世界が滅亡して、あなたと、たった一人の小さな子供だけが生き残りました。」

こういう設定を出した時点で、相手は高確率で、「え、君は?」と聞くものだそうです。
まぁ、普通に考えて、当然ですね。

そしてここからが大事。

そのときに、
「うん。私も死んじゃってるの」
と言うことが大切だそうです。

不吉、と思ってはいけません。

相手はこれを聞いた瞬間、当然ですが、あなたの死をイメージするはず。

人は引かれると、つい追いたくなるもの。

学生のころを思い出してください。
そんなに仲の良くない友達でも、転校するとなると、妙にさびしくなりませんか?

こういう心の動きを「心理的リアクタンス(抵抗)」と言います。

すなわち、「死」をイメージさせると、「いやだ…」と感じさせ、それだけで、あなたへの気持ちは高まるはず。

さらに普通につきあったカップルが、相手の「死ぬ瞬間」を見ることなんて、事故などでもない限り、そうそうありません。

あるとしたら、それはもちろん、「結婚して、長年添い遂げた」ときでしょう。

すなわち相手に、その瞬間までイメージさせることになる………その結果、相手はさらに結婚を無意識に考えるようになる、というわけです。


二重・三重のトリックが隠されているわけですね。

ちなみに、「え、君は?」と聞かれなかったら、微妙に脈が少ないそうです。
まぁなんていうか、納得といえば納得ですね。


僕が実際に周囲の女性にこのテストをしたところ、誰もが触れてくれませんでした。
予想はしていましたが、ショックです。

一度、「ちなみに、僕も死ぬんだけどね」と言ってみたのですが、

「あ、そう」

と言われました。

人が、踏みつぶしたアリの数を認識しないようなものでしょうか。

うん。
アメンボだってオケラだって、ゆうきゆうだって頑張って生きていきます。

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◆ 今回のまとめ
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○ 「世界が滅亡したとき、あなたと唯一残っている子供の性別」を聞くと、その人の欲しい子供の性別が分かる!

○ さらにそれによって、相手の結婚への気持ちを高めることができる!

○ 相手の気持ちを動かしたければ、とにかくまず「イメージ」させること。

もちろんこれは、男性から女性の場合でも可能。
シンプルに口説くときでも、使えるはずです。

どうか、覚えておいてくださいね。



◆ さいごに。

僕の好きな言葉に、こんなものがあります。

「君の夢をイメージできるなら、それはかなったも同じことだ。」

今回の話は、あなた自身にも、当てはまります。

「どうせムリだ」
「ダメに決まってる」

なんて思わずに、とにかく今この瞬間だけでもいいので、イメージしてみること。

ただそれだけで、未来は大きく変わってくるものなんですよ。


(完)

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。



というわけで、メルマガ からのウラ話です。

僕は、「すべての番組を2倍速で見る」と言いましたが。

唯一、そのモードで見るのが不可能な番組があります。

それこそが、「お笑い番組」です。

特に漫才とかは、字幕が表示されない上に、そもそもがネタを詰め込むために、総じて早口。
2倍にすると、ほとんどまったく聞き取れなくなります。

さらにネタを理解しているうちに次のネタに進んでしまいますので、笑うスキがありません。
恐るべし、漫才。

………。

ていうか、こんなことしているの、僕だけでしょうか。

そういえば最近、テレビの広告効果が、以前に比べて減っているそうです。
テレビ離れはもちろん、それ以上に、こういう「録画」⇒「早送り」という流れが一番の理由だとか。

うん。
あの、テレビ業界のみなさま、本当に申し訳ありません。

「僕もやる」という方は、ぜひコメントを。


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ここまで遊びに来てくださって、本当にありがとうございました。

(完)

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