アスカのお病理相談室3
こんばんは!
アスカです!
というわけで今夜も、私ことアスカがみんなの質問に病理に答えます!
よゆうッチ!
第3弾はこの方からのご相談です。
僕は精神科医を目指していますが、人のこころに共感できません。
人からは冷酷な人間だと思われています。
しかし、結果と原因の関連付けは得意です(勝手にそう思っています)。
こんな僕は病理向きでしょうか?
(野望を持ち、セクシー心理学を読む留学生さん)

………。
ガチャピンが微妙にセクシーになってたけど………。
はいっ。留学生さん、こんにちわー!
医療関係者すらイマイチ実態をつかんでいない病理に
アタシ向いているかもと思った瞬間、
アナタは間違いなく病理に向いていることでしょうー。
でも、そんな熱い気持ちを抱いて病理の門を叩いた人々のうち、
半分くらいが病理を辞めちゃいます(T_T)
ん~、なんでかしら。やはり地味だからかな~。
というワケで結果的に辞めちゃうかもしれませんが
マヤちゃんがいつも言ってるようにやらないで後悔するよりやって後悔したほうがいいよー。
さて人の気持ちはわからなくても、
病理に進むなら細胞ちゃんの気持ちがわからないといけません。
この細胞ちゃんいい子ちゃんね。
この子は悪い子ちゃんだ。
とか。
そもそも細胞がガンかガンじゃないかはお亡くなりになった患者さんを多数解剖して細胞を顕微鏡で観察してわかった経験をもとに決められています。
だから理屈を超えた部分もあるのですよ。
理屈は後から考えるってとこもありまっす。
そこはやはり細胞ちゃんの気持ちをくみとってカバーです!
原因と結果をむすびつけようにも今一つ腑に落ちないことも多いけど、
そこを一つ一つ結び付けていくことがまだまだ医学の世界では必要です。
わからないことも多いし治らない病気も多いし。
留学生さんも是非一つでもわからないことをわかるようにして、患者さんの役にたつような何かを見つけてくださいね
近代病理学数百年の知識が役にたつことも多いですよ~
(完)
ユウ「…細胞の気持ち…」
というわけで、あの。
病理学であっても、細胞の気持ちをくみ取る努力を、ということでしょうか。
明らかな単細胞生物である僕も心から応援しております!
というわけで、アスカ先生への悩み相談は、コメントでお書きいただければ幸いです。
どんな悩みも病理学で解決!
(注意1…病理学とは、病気の原因・発症・進展などを研究する学問です。
注意2…あまりに多い場合、全員にお答えするのは無理です。
アスカ先生の気の向くまま答えることになります。
注意3…悩みが解決するかは定かではありません)
心よりお待ちしております。
イラスト…OXygenさん
◆あのとき顔をつきあわさなくても大丈夫。
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