子どもがこちらの意に沿わないことをしたとき、最近心がけている叱り方と言うか、言い聞かせ方があります。

 
それは、子どもに問いかけるということ。
 
今まー坊はこうしたけど、それはいいこと?悪いこと?
 
とか、
 
まー坊は今こうしたいっていうけど、それをすると◯◯はどうなるかな?
 
とか、そんな感じです。
 
こっちからすれば、子どもが悪いことをしてるとか、さっきから声かけてるのにまだ遊ぼうとしてもう間に合わない!とか、状況が自明なので、正論で一喝したくなるのですが…
子ども本人は単に目の前のことに夢中になってて気づいてなかったり、心のどっかでわかってるけど、抑制ができなかったりしているだけで、わざと反抗してるとか、悪気があることはほとんどないんですよね。そういう時に正論で一喝されると、もう癇癪玉の炸裂です。もはやこちらの言葉は一切耳に入らず、余計時間を食うことになる。
 
なので、最近は子ども本人に考えさせてます。
大抵、子どもはわかってます。心がついてかないことはよくあるけど。
 
そういうやり取りをしていると、1歳代の頃、まだわからないだけだからと、叱るのではなく教え諭すような形で、「それすると相手は痛い痛いだよ」とか「それは危ないからいけないんだよ」とか教えてきたことが、子どもの中にはちゃんと積もってるんだな、と感じます。
 
4歳が目前に迫ってきて、口も達者になり、「これくらいわかるだろう」と当たり前に要求してしまうことがつい増えてしまうのですが、わかっちゃいるけどやめられないのが子どもなんですよね。でも、問いかけると、ちゃんとわかってることを示してくれます。そして、自分で正してくれます。
 
子どもの本心とか、自分自身で正すことのできる力を信じて、力で押さえつけるのではない育児ができればいいなと思います。
ま、そもそも私はせっかちだし、余裕がないときはやっぱり一喝なんですけどね。心がけとして思ってますって話です。ニヤリ