この前、双極性障害(躁うつ病)33歳女性の裁判を傍聴したYoshida。

そう。実はYoshidaと手紙のやり取りをするのは、男性だけではない。

双極性障害の方は、手紙で浮き沈みがはっきりしている。

この子は、生活費を生活保護法に頼り、精神科の治療費は、自立支援法に頼っている。

裁判が終わり、すぐに区役所に同行し、生活保護の再会の手続きをしてきた。

んで、彼女の今後をどうするかミーティングしたのだが、僕は迷わず、手帳の作成を提案した。

精神障害者手帳の申請は年々増えている。
彼女は、双極性障害との診断があるので、所得へのハードルは低い。

メリットは、企業側が障害者枠を持っている、バス、タクシー、映画館などの割引。
生活保護費がプラスされるなど。

デメリットは、周りと同じ作業をしても給料が3分の1ぐらいになるなど。例えば、周りが30万円貰っていても、精神障害者枠の人間は10万だったりする。

このデメリットはかなり大きいので、精神科医に相談する患者もかなり多い。

僕が、手帳の作成を提案する理由は、単純に、保護費が、増えるから。それに、約2ヶ月といった短期間で作れるのも大きい。

生活保護受給者が、手帳の作成を申請する診断書を作るには、自分の担当者と一緒に病院に行く必要がある。

診断書の作成代も区役所が負担するのでタダ。

将来的に仕事をするとしても、症状を打ち明けるか、隠すかは自由。隠して、電車やタクシーの割引だけに、使うのもアリ。
顔写真は、いりますけどね。

悪用はいけません。
ただ、自分が病気だと自覚しているなら、
持っても良いと思います。