Twitterでも報告させていただきましたが、バンドを抜けました。
Twitterで言えないことが100だとしたら、ここで繋がっている方には50くらいは言えるかなと。
あくまでここからは僕個人の思うことで、もちろん僕が全て正しいというわけではないし、僕の立場で言えば僕が正しいし、彼の立場で言えば彼が正しいのかもしれない。そういうものだと思う。
もちろん文字として表すと、人によってそのニュアンスの違いで受け取り方がまた違ってくるからこれはかなりデリケートなことなんだけど、少しでも僕の思っていることが伝わればなと。
まず端的に言って、バンドを脱退することって、理由は大きく言ったら、女とか金以外は、人間性か、音楽性の相違だと思うんです。
全てひっくるめて結局人間性ということになると思うのですが。
僕に関して言えば、今回に限らず前にいた某バンドももれなくそうなってしまうし、世の中のバンドの大体においてはそれでメンバーチェンジとかを繰り返していると思うんです。
バンドって大体週に一回や二回練習で顔を合わせて、プラスライブも週一とかでやっていたりすると、下手したら家族や友達より顔を合わせます。
これ、当たり前のことのようで結構すごいことなんです。もちろん気の合う人とならそれも苦じゃない、とおっしゃる方も多いと思うんですけど、逆だったらどうでしょう。
もちろん人間として気が合う合わない以前に、音楽をやっているのだからそこで相性がいい、とか尊敬できる部分があれば、どんなに人として付き合いにくくても少しのガマンとかは出来ると思うんです。
いわゆる、サラリーマンがパワハラ上司に耐えながらも仕事で生活のためにそんなこと言ってられないと、必死に会社に行くのとはわけが違うんです。
音楽は音が苦になっては、お互いに気持ちよくないし、何よりセットで人が苦にもなってきます。
もちろん誇りをもって各々が音楽を作ること、やることを仕事だと思って臨むことは至極素晴らしいことだと思うのですが、僕はそういうスタンスでは全くなくて。
誤解を招きそうなので補足ですが、僕はまず各々が各々の音を楽しむこと、それがあって初めて調和とか、音楽性云々の話になると思っていて、それが希薄なまま、上辺だけで馴れ合いみたいな感じでやっていても、分かる人には分かるし、自ずと軋んでくるものだと思うんです。
僕はすごくわがままです。これは間違いない。
それゆえに、こうあってほしい、こういう音はカッコいい、こういうバンドになりたい、というものがすごくあります。もちろん自分自身にもありますが、それに追いつけなくて常にもがき苦しんでいます。
そういった自分の理想ばかりをぶつけることが正解でないとは思い、自分の中で咀嚼して、自然に各々が答えを導き出すことが一番バンドのためと思い、ヒントになるようなことは言いますが、直接的に思ったことをなんでも言う、というのは違うと考えています。もちろん理想を語り合う、ということはすごく素敵なことだと思うのですが、あまりにもベクトルが違う人たちが集まるとだれかが折れなくてはいけない。
僕はわがままだけど、結局人の顔色を伺って人に合わせてしまう節があります。その方が楽だし、その場でのいざこざはなくて済むから。でも結局それが積もりに積もるとそれが当たり前になって、引くに引けなくなってしまうんです。
そんな僕ですが、自己肯定感も限りなくゼロに近いので、どんなにフレーズとかを考えてもなかなかカッコいいと思えるものがポンポン出てくるわけでもなく、常に自分との戦いです。多かれ少なかれ少しでも音楽に携わる人なら誰しもがぶち当たる壁だとは思うのですが。
そんな状況の中で、人に依存するような姿勢(この場合金銭面でもバンドに関わる全てのことにおいて)や、曲作りに関しても素材を持ってきても、イメージの共有が出来るほど音楽的な共通言語がほとんどない中での信頼関係がない中で、納得のいくものがこの先出来る可能性が限りなく低いと思いました。
全ては人ありきだと思います。信頼あってのもの。それがなくなってしまったら、バンド云々の前に一緒にいることも苦痛にもなり得る。
今までの蓄積量が限界に達したからこのタイミング、というのではなく、むしろかなり初期の段階で違和感は感じていました。
でもバンドというものは不思議で、CDを作ったりPVを作って、応援してくれる人が出てくると、四人のものだったものが、その人たちのためっていう気持ちになったりするんですね。
そういうのは数の大小に関わらず、すごく原動力にもなるし、じゃあもうちょっと頑張ってみようとか、自分のやり方が悪いんだ、とか前向きになれることもあるんです。
でも、ふとした時に思うんです。
「これでいいのか。」と。
色々と書きましたが、結局一言で言うとまず音楽性云々の前に人間として付き合うのに疲れてしまいました。もちろん彼も彼なりに向き合う努力はしてくれたこともあったのでしょうが、全く相入れずに終わってしまったな、というのが本心です。
第一印象、フィーリングとは言いますが、そういうものはほとんどにおいて間違いないと思います。それが仮にバッチリだとしても、どんどん幻滅することもあれば、逆もあると思うのです一概には言えませんが、怖いもので大体において自分の直感ていうのは当たっていたりします。
いわゆる喧嘩別れというのではなく、最後に決まっている数本のライブは出る意向ではいたのですが、脱退の意向を伝えたところむしろ辞めるなら出ないでくれとのことだったのでこのような形になってしまったこと、大変申し訳なく思います。
長くなってしまった上、とりとめもなく、少し悪口のような形にもなってしまったところもありお見苦しいかもしれませんが、ざっと僕の気持ちを書き連ねました。
まだまだ言い足りないことはたくさんありますが、直接的な表現は避けていくらかオブラートに包んだつもりです。